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この橋は、1922年(大正11年)金沢の伝統的街並みを流れる浅野川に架けられた3径間連続アーチ橋で、橋長は54m、幅員は16.5mとあまり大きな橋ではない。しかしながら、いまもって大正ロマンを彷彿させる橋で、金沢を説明する建造物として馴染み愛されている。1989年(平成元年)には60余年目の耐久点検と、あらためての名橋の復元工事が行われた。高欄は唐草模様の格子欄干とし、側壁は金沢近郊に産する赤戸室石からイメージされる白濁したエンジ色とした。さらに白御影石で側壁を囲い、艶やかな界隈の伝統環境との調和に努めた。照明も行灯型で川面と陰影の美にも配慮されている。