金沢河川国道事務所

第4回活動 --平成22年10月16日(土)

  • 百万貫の岩まつり(白山砂防PR)
百万貫の岩 展望台 百万貫の岩 展望台

百万貫の岩 展望台

土石流模型実験 百万貫の岩ころがし

土石流模型実験と百万貫の岩ころがし

白山水害紙芝居 無人化施工バックホウラジコン体験

白山水害紙芝居と無人化施工バックホウラジコン体験

活動感想
【道脇】紅葉にも時期早々、他にもイベントが各地で開催されているせいか、昨年より人が少ないのが残念でした。折角、お金もかけ、無料入浴券も配り開催するのですから、より多くの人が参加できるよう時期を遅らせ、紅葉の時期に開催したほうが良いですね。地元の名産とちもちもすぐに売り切れ、もっと他の名産、白山なめこ、くずし豆腐、野菜などを販売したらよいと思います。宣伝も少ないように思います。私は紙芝居担当でしたが、予定では2回でしたが、1回だけでした。砂防事業のパネルは残念ながら見ている人はいなかった?ように思えます。土石流模型実験を見た人は、砂防の意味が分かりよかったと思います。今回は前回と違い、細かく時間設定があり、役割分担を決めるのは大変だったと思いますが、良かったと思います。

【宮】10月16日(土)は朝から「百万貫の岩まつり」には絶好のお天気になりました。今年で3回目の参加でしたが、すべての行事に役割シフトが組まれていたので、これまで体験できなかった行事を把握することができました。「土石流模型実験」では砂防堰堤があるのと無い場合との比較が実際に水を流すことで顕著に把握できました。また、「百万貫の岩ころがし」では岩に見立てたビー玉ころがしに何度も挑戦する子供達も見受けられました。午前中、「百万貫の岩源流トレッキング」に参加しました。宮谷川をさかのぼり昭和9年、手取川流域に大水害をもたらした時に多量の水とともに流れ出てきた源流をたどりました。当時、対岸で炭焼きをしていた人がこの巨岩が流れ下る様子を目撃していたそうです。実際、岩展望台に立ってみるとその様が、異様な光景となって想像できます。今年は過去2年と比べると参加人数が少なかったのでは?と思われました。日時が毎年変わるのと広報のあり方が問われるのではないでしょうか?多くの人に来て見て体験していただきたいと思いました。

【西村】私がこのイベントに参加するのは3回目になります。今年のお手伝いの内容が1ケ所だけ担当するのでは無くて、全てを時間割で担当させて貰えて良かったと思いました。これは新しい企画でしたね。たしか、昨年・一昨年は11月に行われて紅葉も見頃でしたが、今年はまだでしたね。昨年は75周年行事で少し盛大でしたが、今年は規模も小さくなり、人出も少なく、何か全てが中途半端な様に思えました。折角、様々な準備をしなければならないのに、白峰村の行事と一緒に行う・・・とかは出来ないものなのでしょうか?? 毎回思う事です。今回の女性特派員の参加者は15名。今年初めての方もいらっしゃいますが、この程度なのかと思われるのではないでしょうか?お客様に来て貰えなければ、祭りとは言えませんよね。お鍋が小さくなった“きのこ汁”は昨年同様美味しかったです。その白峰特産のなめこやおとうふをなぜ販売しないのでしょう。私も買いたかった。幸い、お天気には恵まれ、2時間余りのトレッキングはとても満足致しました。白峰自然学校の山口さん親子の案内も楽しかったです。皆様にはお世話をしていただき本当に感謝致します。有難うございました。

【菊田】第4回の活動は天気も良く、事務所の方で事前に班分けをして、それぞれの役を交替しながら全部のコーナーを担当できるように決めてあって、又、トレッキングや現場見学会にも参加できるようにしてあったので、私達も充分いろいろなコーナーを楽しめるようになっていました。初めは人も子供も少なくて、子供が来ると声をかけて岩ころがし等をしてもらいました。だんだんと人数も出てきて、午后からは大分にぎやかになりました。午后の工事現場見学会は、私達は何回か行っていますが、一般の人は初めてなので、現場で白峰砂防出張所所長の説明に感心したり、びっくりしたり、とても喜んでいました。もっともっと多くの人に参加をしてもらって、砂防の仕事を理解してほしいと思いました。

【伊藤(弓)】今年は例年に比べて時期が早かったので残念ながら紅葉は見ることができなかった。時期が早かった為、他の催し物も各地であった為か、人が少なかった。毎年毎年少なくなって来ているような気がする。もう少し、宣伝、情報の発信を考えて人を呼び込んだ方が良いと思う。私達のお手伝いに関して、今年は持ち場を時間で変わるのはとても良かったと思う。そして、トレッキング・砂防現場見学会にも皆が参加できるように時間割もありがたかった。説明を聞きながらゆっくりとトレッキングに参加できて、楽しかった。

【大坪】2年前、百万貫の岩まつり翌日に岩に立てるチャンスに恵まれました。初めて岩の上に立った歓びと、その岩の上から眺めた美しい紅葉は、大感動でした。紅葉の一番美しい時期にまつりをするものと思い込んでいた私には、紅葉にはまだ早い10月16日のまつりは…何故?と驚きでした。今回、初めて源流トレッキングに参加。白山しらみね自然学校の方の昭和9年の大水害で宮谷川の川床が随分高くなった、との説明を受け、大水害以前の宮谷川と百万貫の岩を連想し、改めて土石流の恐ろしさを知ることができました。2歳の孫も来場し、なめこ汁をお腹一杯食べ、救助犬のステージに大喜びでした。百万貫の岩まつりは、砂防工事の必要性を認識していただける貴重な日と思います。来年も快晴に恵まれ、開催されることを願っています。

【上口】酷暑が去り、今年も岩まつりだ。好天に恵まれたものの、連日の熊騒動、10月に数え切れないイベントで人波が分散したのか、よく云えば岩まつりらしい落ち着いたお祭り、でも一寸さみしい。この日の為にご苦労された実行委員会の皆さまの事を考えるとついそう思う。展望台は24日まで設置されてるのだそうだ。紅葉ウォークの人達も利用されるかも知れない。どうか、ご苦労が報われますように。お手伝いのブース割はシフト制となり、時間単位に担当を移動しました。人出が少なかったので逆に疲れましたが、個々の人には親切に対応出来、今日来た人は幸運な人でしょう。教えて差し上げた現場見学ツアーから帰られた複数の方に丁寧にお礼を云われ、恐縮しました。前回はまんぷくテントのお手伝いで忙しく、会場を見る暇もなく、手助けするように云われた無人化施工体験コーナーも電池切れに出会い、とうとうお手伝い出来なかったのでこのブースはお詫びの思いも込めて懸命にお手伝いしようと思ってましたのに、何もせずにそこにいただけになってしまいました。以前から気になっていたこのコーナーの方達の人なつっこさ、優しさをしっかり見せて頂きました。温かい雰囲気、気配り、どうしてここまでやさしく出来るのだろう、危険と背中合わせの職場だから思いやりの心が沢山持てるのだろうか、若い方達なのに頭が下がります。こんな素晴らしい人達や、職場がある白峰に若い人達が沢山集まって欲しい。前回のお祭りに使用された幼児の写真が色々の案内板に使われており、ほほ笑ましい。展望台に居た時、定年後の趣味と思われるカメラを胸にした人を見かけました。最近よく見る風景です。この方達の撮られた写真も利用させて頂けないかな?砂防PRパネルと共に展示したり、白峰の街角に展示したりと活用出来たらよいのにと、無責任な事を思いました。75周年の式典に出席させて頂いて関係者の皆様の郷土愛に打たれ出来た言葉です。「神宿る岩百万貫の岩」「治に存りて乱を忘るなと願い込め今日は嬉しい岩まつりかな」「よくもまあ流れ着きたる百万貫慰霊と防災祈りのまつり」

【山岸】当日は天候にも恵まれ、暖かい日だったにもかかわらず昨年よりも来場者数が少なく感じられた。翌週の紅葉ウォークでも足場をそのまま残し、百万貫の岩へ上がれるようにしていたところ、大盛況だったと聞いた。開催日、広報方法等、再度考える余地があるように思われる。折角、数々のイベント等も準備するのだから、一人でも多くの方々に来場してもらえたら、と思った。また、今年は宮谷の百万貫の岩の流出場所の見学ツアーにも参加させていただき、感謝している。まさにここに百万貫の岩があったというような、えぐれた場所を想像していただけに、「このあたりです。」と林道途中で折り返したのには少々がっかりした。来年の開催はどうなるのかわからないが、岩まつり以外でも百万貫の岩の存在を皆さんに知ってもらえたらなあと感じた一日であった。

【北上】おだやかでよいお天気に恵まれ良かった。昨年は75周年ということで人出も多かったのですが、残念乍ら今年はそれまでに至らなかった。来年はお金を掛けなくてもできる広報の在り方をしっかり考えないと、勿体ないと思います。白山市近辺では回覧など広報されましたか?JA、公共施設、立ち寄り場、コミュニティバスなどあるのでは?今年も紙芝居での朗読を担当させていただきましたが、昨年は担当後好評のためもう1回と急遽所望されたのですが、3名それぞれに予定が埋まってしまい、できませんでした。それで今年はタイムによる分担表から2回だとばかり思いこんでいました。実はタイムスケジュールにかかれていた12時に上演を見落としていたのです。黙祷の遅れもあって、時間になっても紙芝居の机の準備もされず、打合せも無いので、3人で顔を見合わせていたのです。黙祷後、ステージ前には誰もいなくなってしまい、紙芝居の上演の時間、そこは寂しい空間でした。紙芝居はなめこ汁のふるまいで賑わう時間帯にできればよかったかもしれません。13:00からの砂防現場見学に菊田特派員と共に参加し、見学者の方々といろいろお話ができてよかったです。20名からの見学者には、説明担当者だけではすくい上げられない“つぶやき”に私達特派員も少しは答えられるような気がします。来年からは1,2名程度役割分担として(希望者がよい)補助に当たったらよいのではないでしょうか。

【塚崎】百万貫の岩は間近で見ると本当にダイナミックでいつも圧倒されます。今回は役割分担を全部一時間交替くらいでさせてもらえました。退屈しないで、のんびり自然を感じる一日を過ごすことが出来ました。欲を言えばもっと沢山の方にこの岩を見て欲しいと思います。

【三守】今回の担当は、紙芝居朗読です。前に出て話すことの苦手な私はドキドキしました。方言のたくさん入った紙芝居は、その時の状況がわかりやすく、また、感情が入り、すごく良かったと思った。お客さんの真剣に聞いている姿に感動しました。私は良い緊張をしました。午後はトレッキングに参加しました。いろいろと熊が出没しているニュースを聞きますが、ここにも熊が出た事がわかる木を何本も見ました。(熊は木に登り、枝を手前に寄せ、折って、実を取り、そのままにしていく。すると折られた枝は木の上で枯れる)との説明を受けました。近くにいるようで怖かったです。でも、森林浴ができて気持ちよかったです。

【餅井】今年度の百万貫の岩まつりは、昨年より3週間も早く催されました。穏やかな天候に恵まれた一日でした。紅葉には少し早い時期なのでしょうか、来場者が少ないなと思いました。土石流模型実験と展望台の担当をさせて頂く事となりました。百万貫の岩まつりをもっと宣伝普及したら、他県・他市からも来場されるのではないでしょうか。

【伊藤(真)】今年は例年より早い時期だった為か来場客も少なかったように思えました。今回は各班分けで分担されたのがよかったと思います。最初は展望台の担当で大阪からいらっしゃった方にいろいろ聞かれ、資料を見ながら説明をしたのですが上手く伝えられたかと知識不足を感じました。午後から約2時間余りのトレッキングではとてもいい汗をかかせていただきました。砂防工事現場が一昨年(昨年は不参加)に比べずいぶん延長され、きれいに整備されていました。楽しい充実した一日でした。

【加藤】紅葉も少し残り、風が少し冷たかったけれど心地よい寒さの中で第16回百万貫の岩まつりは開催されました。今回は特派員の任務分担が交替しながらで全員で行う事になりました。一ヶ所に約1時間程の案内で、変化があってこちらに余裕があったのかもしれませんが、人の流れが見られて良かったです。若い子供連れのお母さんが、「途中の案内板を見てきましたが、日付が書いて無くて、今日だったんですね!」と言われ、また、私達が帰るころに来られた方が「時間がわからなかったので?」と話をされてましたので、次回から案内板に日付と時間を書いてくださったら解りやすいと思います。トレッキングに参加できなかったので、次は是非参加します。決して風化させてはならない、土石流の恐ろしさを認識していただくために、少しでもお役に立てればと感じます。なめこ汁が美味しかったです。役員の方々、ありがとうございました。

【坂本】10月16日(土)天気は良く、赤い制服に身を包み白山砂防女性特派員の活動です。イベント会場に着くと、各自任務が分担されていて、持ち場に着くやいなや1時間の休憩に入る。仲間にお断りして百万貫源流トレッキングに参加する。しらみね自然学校のガイドさんの説明を聞きながら、宮谷川の上流をめざして歩く。さして広くも無い川幅にどうしてあのような、大きな巨岩が流されて来たかと思っていましたが、地形を見ると川幅いっぱいに巨岩が埋もれていたのか、立ちはだかっていたのか鉄砲水の勢いで周りの土砂が流され巨岩も少しずつ、ずり押し流されたことが現場に立ち解りました。76年前にここで起きた土石流による大水害の恐ろしさに改めて怖くなりました。途中古い砂防ダムがあり工法についての説明がありました。遠くに源流の白山釈迦岳が眺められ、トレッキングは楽しく意義ある物でした。午後は持ち場の土石流模型実験係りのお手伝いをする。これは私にも大変勉強になりました。会場に居た子供達にも実験内容が分かり易く、砂防ダムが有るか無いかで災害の違いが解り何度も繰り返し模型実験を見学していた子供達の様子を見て、教育現場でも(遠足での施設見学)防災活用されると良いのではないかと思いました。最近はゲリラ豪雨、百年に一度の大雨、等との言葉に踊らされて(聞きなれて)いるが、防災に対する意識が薄く、災害が起きてからでは遅く、このイベントを祭りだけで終わらすこと無く、もっと充実したものにして、多くの人に参加して頂き防災に対する理解と協力が得られてこそ、生命と財産が守られる事と思いました。