金沢河川国道事務所

第7回活動--令和5年2月3日(金)

 第7回活動は、「白峰雪だるままつり2023」に参加し、雪だるま製作を通じて地域の方々との交流を図るとともに、PR活動を行ってきました。女性特派員全員で作り上げた雪だるま達はどれも力作で、表情豊か、個性溢れる作品となりました!
 夜にはロウソクを灯したライトアップも行われ、昼の雰囲気とはまた違った、幻想的な雰囲気に包まれました。


 今回の活動をもって、第20期(令和4年度)白山砂防女性特派員の活動は残すところあと修了式のみとなりました。
 現在、第21期(令和5年度)白山砂防女性特派員を3/10(金)まで新規募集しております。ご興味のある方は下記リンク先よりご応募お待ちしております!

 ●第21期(令和5年度)白山砂防女性特派員新規募集
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 ★参加人数★
   7名

  ★活動の様子★
 
雪だるまを製作する特派員
 
雪だるまの飾り付けをする特派員

全員の力を合わせて、雪だるまが完成!

 
 
様々な表情をした個性豊かな雪だるま
           
完成した雪だるまの前で記念撮影

完成した雪だるまを眺める流域対策課長に子ネコも挨拶

ライトアップで幻想的な雰囲気に包まれる雪だるま

  
活動報告  女性特派員の代表的な感想

【R.K】
 今日の天気は曇り、時に晴。雪も降らず風もなし。まさに雪だるま作り日和。でも白峰は長いつららでガチガチ。
 10時30分頃より雪だるま顔書きと、雪だるま作りに分れ、作業開始。昼食1時間休憩をはさみ、14時に完成。
 上段に小さ目の5体、国土交通省。その後に白山。下段には大き目9体。白山砂防女性特派員。その右横には節分の日にちなみ、顔だけ、雪だけの白鬼。角はつららの1本。あお鬼1体。SABOちゃんの岩の上に乗ったトーテムポール風。
 間隔も大きさも良くバランスとれ、良く出来上りました。
 その後あの雪だるまは、どれだけの人に見ていただき、末路はどうなったでしょうか?楽しい一日でした。

【T.S】
 白山市の“白峰雪だるままつり”で、会場内に設置する雪像(雪だるま)を制作し、併せて砂防活動のPRをする、というのが今回の任務。
 じつは“雪だるままつり”に参加したのは初めて!ネットで写真を見たことはあるけど、作るとなると、どこから手を付けていいモノか…、最初は手探りで雪を削り始めましたが、一列目(白・山・砂・防・女・性・特・派・員)9個のボディ&ヘッドを作り終えた後は、デコレーションも含めてスムーズな運びとなり、自画自賛するほど素敵な仕上がりになりました。
 PRは、雪像近く(菜さい周辺)を行き交う来場者も少なかったので、チラシを持って集落内を歩くことに…。ジオパーク全国大会でも注目を浴びた赤ジャケが雪映えしてここでもいい仕事をしてくれました♪15時には終了。夜はライトアップされた幻想的な風景にも癒されました。
 この“おまつり”、白峰が日本有数の豪雪地帯であることを逆手にとって生み出されたもの。そもそも雪とは厄介なものなのです。毎年、白山に大量に降る雪は雪崩や地すべりを誘発し、谷も深くなります。過去に起きた大水害は、雪解け水が関係していることが多いです。
 そんな自然の脅威を予知することはできませんが、予想することはできます。備えることはできます。白山砂防事業が機能していることで、私たちは安心して“雪だるま”を愛でる気分になれる(ちょっと強引でしょうか 笑)
 雪を見ながら考えさせられることがいろいろあり、いい機会になりました。
 来年もぜひ参加したいです!ありがとうございました。

【M.N】
 白峰の雪だるままつりは4年ぶりの開催、私自身も今回久しぶりの活動参加となりました。雪はたっぷり!足元は快適と奇跡のような好条件の中で、雪だるまの制作に励むことができました。初めてお会いできたメンバーの皆さんとも、和気あいあいと協力し合い、後半はグンとスピードもアップしたように思います。皆さんと顔のパーツに合わせてマフラーやバケツの帽子、メガネなどの小物をコーディネイトしたことがとても楽しかったです。個性豊かな雪だるまがずらっと並んだ様子に達成感とともに、出来栄えにもとても満足満足。
 夕方のニュースでは灯りのともった風景が紹介されていました。撮影スポットになっている様子に、白山砂防女性特派員の良いPRにつながったのではないかと感じました。無事に活動を終えることができ、本当にありがとうございました。
    
【Y.B】
 4年ぶりの開催の白山市、白峰の雪だるままつりに、白山砂防女性特派員として雪だるま製作とPRに参加することが出来た。雪道の運転、しかも白峰までの距離を考えると不安要素もあったが、当日の天気はまずまずで、道路状況はアスファルトが見えていて状態は良好、所々凍ってはいたものの、気をつけて走行すれば大丈夫な程度だった。
 石川県に住んでから雪だるままつりについては、知ってはいたものの、訪れる機会がなく、今回はとても楽しみにしていた。白峰の積雪量はさすがだ。砂防科学館前のバス停の表示が上の部分しか見えていなかったのには驚いた。
 雪だるま製作の会場は、いわば一等地で会場の中心となる場所。以前にも参加経験のある先輩特派員の方に教えてもらいながら、雪だるまの顔の部分を製作し、そして、雪だるまを作る作業に勤しんだ。気温は低いが動いていたら汗をかくほどだった。雪だるまは時間内に完成出来、みなさんのセンスが光ったとても良いものになったのではないか。
 白峰を訪れた際に食べたかったもの「手取川ダムカレー」。これを食べに行けたのが嬉しかった。手取川ダムの特徴を押さえてあり、何よりも手取川ダム、白山、白峰に思いを馳せながら、いただくことが出来た。
 雪だるま製作の活動後、特派員のメンバーで白峰の街を歩きながらPR を。一般家庭の玄関先にある雪だるまは、それぞれとてもユニークで見ているだけで楽しかった。
 雪だるまにろうそくの灯りが灯るまでの時間、白峰温泉総湯にてゆっくり温泉に入り、雪山を見ながらの露天風呂は最高だった。薄暗くなった頃から、灯りが灯り始め、テレビ中継なども入って会場は段々とおまつり気分に。家族連れや、若者のグループがそぞろ歩き、途中の飲食ブースで食事をしていて、とても楽しい雰囲気だった。私たちが作った雪だるま達も堂々とその場を盛り上げているように佇んでいて、誇らしかった。
 今まで行きたくてもなかなか行けなかった雪だるままつりに、ようやく行けたという充実感と、砂防特派員として製作に参加できたことがとても嬉しかった。自然とともに生きる、自然を愛する、自然を守る、ということを感じることが出来た一日となり、すっかり楽しんだ活動となった。
    
【M.M】
 白峰雪だるままつりの雪だるま製作とPR活動に参加しました。
 世界ジオパークの認定に向けた勧告が決定したことについて、特派員活動をしていなければこれほど喜びを感じられなかっただろうと思いました。そして、久しぶりに白峰雪だるままつりが開催されたことも、同様に嬉しく思いました。
 雪だるま製作は大人になってからは初めてでしたが、16体の雪だるまづくりは経験のある特派員さんや職員の方のアドバイスで、楽しんですることができました。街の中を歩いてみると、様々な顔ぶれの雪だるまに気持ちもほっこりしました。
 雪だるままつりのメイン時間は16時以降で、PR活動はあまりできませんでしたが、県外の大学の地域未来社会連携研究機構の北陸サテライト拠点があることなどを知り、砂防と密接に関わっているこの地域について考えるよい機会となりました。
 1年間、全ての活動に参加はできませんでしたが、砂防について学ぶ機会をいただき、ありがとうございました。
    
【N.Y】
 雪不足やコロナ禍の影響で4年ぶりとなった白峰雪だるままつりへの参加が実現しました。
 前日は、義務感にかられ「雪だるまを作らなければならない」と少々憂鬱な気持ちにもなっていましたが、いざ製作が始まると、特派員をはじめ関係者の方々が一緒にいらっしゃる心強さと久しぶりの製作ということで新鮮な気持ちで取り組むことができました。
 最初は不慣れなこともあり、なかなか作業がはかどりませんでしたが、午後はあっという間に全雪だるまを完成させることができました。
 暑くもなく寒くもなく、雪だるまが融けたり、降り積もる雪をかぶることもなく、最高の天候にも恵まれました。
 何度か雪だるま製作に参加していますが、一つとして同じ雪だるまはなく、その年その年の参加された方々の個性を反映させた数々の雪だるまが作られているように感じます。今年は、それぞれ手分けをして作業に取り組みながら、みなさんで力を合わせて完成させていったように感じました。久しぶりに童心に帰り、屋外で活動することによって清々しく充実した時間を過ごすことができました。参加されたみなさん本当にありがとうございました。
    
【S.Y】
 今年は四年ぶりの雪だるままつりが開催され私自身とても楽しみにしていました。白峰温泉総湯前(菜さい)横の広場には雪がたくさん集められており、私達特派員はその集雪場に雪だるまを作る作業でした。
 外で雪だるまを作るチーム、室内で雪だるまの顔(目や鼻)の表情を紙に描くチームに分かれて活動しました。私は外の作業に参加しました。集雪場に雪だるまを乗せるスペース作りと雪だるま本体を作る作業を同時進行して行いました。たくさんの雪がありましたのでスペースを作る作業も大変だったと思います。雪をどけるのに多くの時間がかかりました。雪だるま本体は漬物樽のような丸い大きな器に雪をスコップで詰め、足で踏んで圧雪してひっくり返して、その上に一回り小さな器の雪を乗せて作りました。顔の部分となる上の雪をどう置くか、また雪だるま本体を見栄えよく配置するにはどうレイアウトするか職員の皆さん、特派員の皆さんで相談しながら作業を進めていきました。また地域の方が親切にアドバイスしてくださりろうそくを入れる位置を教えてくださいました。長くろうそくが灯るためのアドバイスはまつりを経験している人ならではの助言であり大変参考になりました。
 雪だるまの本体ができあがり、紙で描いた表情をつけ、帽子や羽織もの、スプレーなどで装飾すると、ひとつひとつが愛らしく可愛い雪だるまができました。ミニオンやベティちゃん、節分ということで鬼の雪だるまもでき、16体の雪だるまがみんな個性的で誇らしげに並びました。みんなで協力して完成したことが大きな感動となりました。
 その後広報活動を兼ねて白峰の町を歩きました。かまくらの中にうさぎの雪だるま、鬼と恵方巻を表現した雪だるま、雪だるまの顔に胡瓜や人参で飾ったものなど、どの雪だるまも可愛らしく白峰の人々が心を込めて作ったのだと伝わってきました。
 夕方5時ろうそくに灯がともり雪だるまは更に温かみを増して町全体が素朴な雰囲気になりました。私たちが作った雪だるまの前で小さなお子さんがお母さんに写真を撮ってもらって喜んでいる姿を見て「幸せだな」「平和だな」と私も温かい気持ちになりました。
 今回初めて雪だるままつりに参加して、白峰の人々の心の温かさ、そして今後も絶えることなくこのお祭りが続いて欲しいと思いました。そして何よりも今回の活動が皆さんの協力で雪だるまをつくりあげたこと、絆や信頼感ができたことを強く思いました。
 来年もぜひ参加したいです。白峰の人々の温かさに触れたいと思いました。