金沢河川国道事務所

第2回活動--平成28年6月1日(水)

 第2回活動は、土砂災害防止月間広報キャラバンの出発式を金沢河川国道事務所長及び石川県土木部長出席のもと、県庁前で行い、香林坊大和前へ移動し、土砂災害に対する注意の呼びかけとビラ配りを行いました。
 その後、キャラバン隊長の2名は白山市役所・各支所(鶴来、吉野谷、尾口、白峰、鳥越、河内)へ土砂災害の防止に関する広報キャラバンに出発しました。
 キャラバン隊長以外の特派員は、6月1日に供用開始された能美市防災センターの施設見学・体験を行いました。

★参加人数★
 6名

★施設見学・体験箇所メモ★
能美市防災センター
能美市寺井町ク9
開館時間 9:00〜17:00
休館日 毎週月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)、年末年始

能美市防災センターは、普段は防災に関する体験や学習の場として、誰でも気軽に利用できる施設です。
 センター内には能美消防本部と寺井消防署が併設されており、災害時には防災活動の拠点施設としての機能を果たします。

 見学コーナー・体験施設は次の通りです。
 
《地震体験》
   過去に発生した地震やいろいろなタイプの揺れを体感して  その怖さを知り、激しい揺れの中で、まずは自分の身を守   ることの大切さが学べます。
   今回の体験では、「能登半島地震」、「東日本大震災」の   揺れを体感しました。
 
《煙避難体験》
   煙の特性や危険性を学び、正しい避難方法を身につける  ことにより、建物火災の時充満する煙の中を安全に避難す  る方法が学べます。
 
《初期消火体験》
   正しい消火方法を身につけることで、早期発見で火がまだ  小さければ火災を最小限に抑えられるという消火器による   初期消火の重要性が学べます。
 《強風体験》
   危険な強風を体験し、風の怖さを知ることにより、強風時  のやむを得ない外出で気をつけなければいけないことや歩  き方等が学べます。
   この施設では最大風速30mまで体験できます。
 
《通報体験》
   119番通報時に慌てずに正しく状況を伝えることができるよう、119番通報の練習ができます。
 《シアター》
   3D映像と座席の振動で火災や地震の怖さを体感できるシ  アター施設で、過去の災害映像や地震から身を守る方法も  紹介しています。
 《防災Q&A》
   災害に遭遇したときにどう行動しますか?タッチパネルの  画面によるクイズ形式で楽しく学べます。
 
《展示コーナー》
   手取川と深いつながりがある人々の暮らしや手取川大洪  水や防災対策に関する展示をしています。



  • 土砂災害防止月間広報キャラバン
 
キャラバン隊出発式
 
キャラバン隊出発式
 
街頭広報活動(金沢市香林坊)
 
 白山市役所・支所訪問

  • 現場見学
6月1日より供用開始された能美市防災センター
 
 再現地震体験(能登半島地震を体験)  
 
 煙避難体験  
 
 初期消火体験と強風体験  
 
 災害の怖さを3D映像と振動で体験できるシアターと展示コーナー  
活動報告

荒木】【伊藤】【畠田】【餅井】【山口(敬)

荒木
 今回は土砂災害防止月間の広報キャラバン一日隊長として、餅井さんと一日一緒に活動しました。最初は県庁前で出発式があり、一日隊長として答礼するということでとても緊張しましたが、ゆっくり読み上げる事を心がけ頑張りました。
その次は香林坊大和前にて、広報チラシの配布をしました。
 その後広報活動のため、白山市役所、鶴来、吉野谷・・・と訪問しました。
訪問してみて思ったことは、「せめて白山市役所までは白山砂防女性特派員の皆さんで行きたかったなあ。」ということです。
 今回は一日隊長でしたので、前日から緊張しておりましたが、当日は大変有意義な一日を過ごさせて頂きました。
 お世話して下さった方々、ありがとうございました。

伊藤
 今回の活動の参加者は6名だったので、キャラバン隊出発式や香林坊大和前での広報活動は寂しい感じがしました。白山砂防女性特派員の赤いジャンパー姿が少なかったので印象が薄い感じでした。
 午後からの能美市防災センター見学では、地震、火災時の消火、煙、そして強風を体験しました。地震体験では震度7になると前もって解っていても、びっくりして声が出てしまいました。これが実際にいきなり震度7で揺れるとなると大変な恐怖だろうと思いました。
 防災センターの指導員の方が「災害は避けられない物であっても被害を減ずることはできる。」とおっしゃっていましたが、今回の体験でその方法を学ぶことは大事だと認識しました。
 能美市防災センターの体験・見学はとても有意義なものでした。

畠田
 今年も土砂災害防止月間になりました。香林坊アトリオ前での恒例の啓発活動では外国の方々も多く見受けられる中、タオルなどのキャンペーン用品の効果もあって、たくさんのチラシを受け取ってもらうことができました。
 午後からは能美市防災センターでの体験・見学でした。能美市防災センターでの一般見学・体験の受入が6月1日から開始され、白山砂防女性特派員が団体、個人とも見学者第1号だったので、大変驚きました。初日に見学出来るなんて本当にスゴイですね。@地震体験では震度による揺れの違いを体験、A煙避難体験では、煙の中での避難方法を学びました。B消火体験は消火器の有効な使い方、C強風体験で最大風速30mを体験し、Dシアターでは3D映像と座席の振動で臨場感のある災害の映像を見ることができ、実体験に近い感じがすごかったです。
 次は子供達を連れて、是非体験させたいと思いました。

餅井
 今年度の防災キャラバン隊に関して、先ず解りやすく、丁寧な活動内容の書類作成して頂き、ありがとうございました。
 このシナリオのおかげで私は、県庁前での出発式でキャラバン隊長として安心して臨むことが出来てとてもよかったです。一日の始まりが晴天だったことにも感謝の思いです。
 厳かな中で無事出発式全般を終えることが出来ました。
 香林坊大和前の防災広報活動では、道行く人があまりにも少なく、観光客の方に声をかけて積極的に説明をして、チラシ等を受け取って頂きました。
 次の白山市役所内の交流センターでは、多くの職員さんの歓迎を受け、ほんの少しスターになった気分で隊長の務めを果たしました。
 美川、鶴来支所の後、他の支所を訪ねると訪問先々の名称が支所ではなく、市民サービスセンターになっていました。 吉野谷市民サービスセンターは吉野谷公民館、尾口市民サービスセンターは尾口公民館、白峰市民サービスセンターは白峰福祉複合施設カルテット、鳥越市民サービスセンターは鳥越公民館、河内市民サービスセンターはかわち保健センターの中へそれぞれ3月28日から移転になりましたとの事でした。少し寂しい気持ちになりました。

山口(敬)
 今回の活動は28年度土砂災害防止月間広報キャラバン及び見学会ということで、午前中の県庁前での出発式に続いて香林坊での街頭広報活動、そして午後は新しく出来た能美市防災センターへ行ってきました。
 出発式は県土木部、県農林水産部をはじめ各関係者の方々が一同に集まる恒例のイベントです。県民への防災広報活動の意気込みもあって、各関係者の今年も頑張るぞ〜という旗揚げ式のようでした。私たち白山砂防女性特派員も微力ながらこの一年少しでもお役に立ちたいと再認識する機会となりました。
  午後の能美市防災センターでの見学会では、地震をはじめ、火災の煙、強風などの体験をさせていただき大変有意義でした。それぞれの災害の怖さを直に感じ、防災の大切さを認識しました。特に3Dシアターでは火災で燃えさかる家の中にいるかのようなバーチャルリアリティを体験し、夢に出てくるくらいショックを受け、火の消し忘れをしがちな自分への猛反省となりました。
 また災害の怖さだけでなく、職員の方の防災アドバイスも良かったです。消火器のピンは近くまで行ってから抜く、煙が出たビルやホテルの廊下では壁に手を添え、壁づたいに一方向に逃げる(煙に巻かれて自分がどの方向にいるかわからなくなるのを防ぐため)、下の方にたまった少しでもきれいな空気を吸う、また強風では風上を背に歩くと体ごと飛ばされるので風上方向より斜めや横向きでジグザグに進むと歩きやすい等々、具体的に教えていただけたのがよかったです。
 出来たばかりの防災センターの第1号の入館者ということで自分の中でもずっと記憶に残るでしょう。
 まだ出来ていなかったのだと思いますが、施設の内容や場所、開館時間などが書かれたパンフレットがあればたくさんの方に利用して頂けるし、防災意識が高まると思います。能美市の施設ですが、他市や県民、一般の方々も利用されれば、防災意識を高めるのにとても素晴らしい施設だと思います。
 今回の活動で自分自身が体験したこと学んだことを知人、友人をはじめいろいろな方に事あるごとに伝えて、災害の怖さや防災の大切さを広められるように微力ながらおばさんパワーで頑張ります。       
 貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。