金沢河川国道事務所

第4回活動--平成25年8月20日(火)〜21日(水)

 第4回活動は、手取川源流域の調査と中腹で行っている山腹工事と地すべり対策工事を学ぶため、白山登山を行いました。
 また、登山道はその昔(戦前)砂防工事を行うために資材を運ぶためにできた道であり、先人の努力と苦労がうかがえる貴重な体験をしました。
 当日は天気が優れず、落石の危険性も考えられたことから、工事現場に立ち寄ることができませんでしたが、車で行くことができない山中での仕事に感銘をうけました。
  • 手取川源流域調査(白山登山)


【1日目】8月20日(火)

 7:00金沢河川国道事務所 発

10:00登山開始(砂防新道にて)

12:00昼食(甚之助避難小屋)

12:40出発

15:15室堂 着

17:00夕食(室堂)

【2日目】8月21日(水)

  8:00下山開始 (エコーライン)

 10:20南竜分岐)

 11:00甚之助避難小屋

 12:30中飯場 着

 13:00休憩施設 着(食事・入浴)

 16:45金沢河川国道事務所 着

活動感想

山岸】【松本】【三守】【西村】【伊藤(弓)】【米山】【

山岸】 
 先日はお疲れ様でした。無事帰宅することができ皆さんのおかげと感謝しています。 今回の手取川源流域調査は、あいにく(?)の天候で霧により視界も狭く、黙々と白山に登り、黙々と下山したという印象でした。
 しかし、行きも帰りもほとんど雨に降られることもなく、その上日差しもほとんどなく、出発時間は遅いながらもこの時期にしては涼しく登山できたのではないかと思います。  しかし、源流調査に初めて参加された方が2名とは言え、行きも帰りも何一つ砂防等についての説明が無く(南竜の現場事務所訪問も中止になったのでなおさら)、確かに歩くので精一杯だったかもしれませんが、何か1箇所だけでも説明があれば良かったと思いました。
 体調の悪い人がいましたが、もし、これ以上は無理なので下山をするということになった場合、誰がついて下りたのでしょうか。全員で下山したのでしょうか。
 他の人たちからもスタッフの人数が少ないのではないか という声が上がっていました。もちろん特派員も日頃から身体を鍛え、体調がすぐれないのなら参加を辞退する勇気も必要だと思います。   幸い特派員同士の親睦を図ることはできたかもしれませんが、参加人数も減ってきていますし、今後の源流調査活動を見直す良い機会かもしれないと正直感じました。

松本
 小雨が降っているあいにくの天気です。大雨とかの天気予報でしたが、中飯場到着の頃は霧が出ているだけで、気温もちょうど良い位で絶好の登山日和です。暑くもなく寒くもなく、実に楽な登りでした。濃霧のため、登山道脇に咲き乱れているお花畑を観察できただけで、覗きの地すべりや砂防施設等はほとんど見る事ができませんでした。
 室堂に到着して、本日はこれまでとのんびりしていたら、明日豪雨とか、急遽山頂まで行ける方は行きますとか。取るものも取りあえず、山頂めざして登山開始。途中から一緒になったキャンプ砂防の学生さん達について御前峰にたどりつきましたが、相変わらずの濃霧。主に風が強く、展望はまったく望めませんでした。
 2日目は雨が降るかとひやひやしばがらの下山となりましたが、霧のみでエコーラインを下り、中飯場ちかくまで来たときは天気も良くなり、無事全員到着できて良かったです。

三守
 涼しい気候に恵まれ、色々な種類の綺麗な花を見ながら、登山を楽しみました。御前峰はガスがかかり景色は見えず、恐い思いをしたしたので少し残念に思います。
 でも、今年もまた登れた事に満足であり思い出深い白山登山でした。
 来年は御来光を拝めたらと思います。ありがとうございました。

西村
 天気予報では20日〜21日は雨。中止かも知れないと思ってはみたが、行くしか無いと決断。 そんな大げさな話ではありませんが、参加者8名スタッフ2名、ガイドの方1名で出発です。 結局2日間とも雨にはあたらず、涼しい霧の中をらくらく登山する事が出来ました。
 今回は山登り発体験の方が2名参加し、かなりスローなテンポ。
 室堂へ着いた時には晴れ間もあり、明朝は雨と言う事で、一気に頂上まで登る事になりました。 体力が多少残っていた私も参加。ゆっくり登山が良かったのかも知れません。
 室堂から頂上では、キャンプ砂防イン白山の大学生達とも合流出来て楽しかったです。 やっぱり頂上に登ると感激しますね。
 帰りは飛島建設の現場事務所も寄らないで、エコーラインから中飯場までゆっくりゆっくりと 下りて来ました。ガスが多く、甚之助の後方にある地すべりブロックや別当谷ブロック、大崩 ブロックは残念ながら何も見えませんでした。
 今年も白山登山が出来、可愛い高山植物に会う事が出来、とても嬉しく思います。 スタッフの方々には感謝致します。

伊藤(弓)
 小雨が降っているあいにくの天気です。大雨とかの天気予報でしたが、中飯場到着の頃は霧が出ているだけで、気温もちょうど良い位で絶好の登山日和です。暑くもなく寒くもなく、実に楽な登りでした。濃霧のため、登山道脇に咲き乱れているお花畑を観察できただけで、覗きの地すべりや砂防施設等はほとんど見る事ができませんでした。

米山
 白山に登らせていただきました。
本当に皆様のおかげです。
・黒ボコ岩
 目の前に大きな大きな岩がいくつもありました。でもガイドの干場さんの靴の跡しか目にはいりません。
・室堂センター
 室堂まで0.3kmでほっとしたのに、なんと遠い、遠い距離でした。 赤い屋根がちょっぴり見えたときは(あー、もう登りはないんだ。)うれしかったです。
 お花がいろいろ咲いていました。休む時にしか見ることができませんが、、、、、 弥陀が原のコバイケイソウ、ミヤマフウロ、その他の一面に広がる一生懸命に咲いている花ばな、笹、ハイ松など、、、、、 ニッコウキスゲ、トリカブト、そして秋の花の萩、リンドウもかたい蕾を付けていました。
・御前峰
 明日朝の天候がご来光が見られないかもとのことで、、、山頂をめざして、 5か月前までは、白山に行くことさえ考えおよばないことでした。 とうとう、山頂へ。あの山頂へと続く山道は、富山の職人さんが仕上げたそうです。 かえり道で、突然変異で出来た白いりんどうを見ることが出来ました。
 北國新聞に載った。(10才の山下くんが白山に登って良さが分かった。)
 大正時代に作られた土砂くずれ防止ダムがあって、お父さんから「誰も知らないけど、これは文化財でとても大切なもの」、、、、、、かえりは、ひざが自由に動かす事が、出来ないので、休むたびに、皆様の手を借りることとなりました。
 最後まで、転ばぬようにと一歩、一歩あるきました。一番最後の一歩は、両足で坂をおりました。    接骨院で筋肉痛にて、通院中でした。
 人生の中で貴重な体験を本当にありがとうございました。


 白山登山に参加し、大変有意義な体験をさせていただき感謝します。初めての登山で体力、気力が続くか心配でしたが、皆様のはげましや手助けにより無事登山して帰ることができ、家族もふくめほっとしています。
 手取川源流域は2700mもの高所にあり、金沢河川国道事務所のきめ細かな管理により維持されているのがよくわかりました。これからも宜しくお願いします。
 登山、下山中は高山植物が可憐にに咲き、空気もさわやかで、体はきつかったけどとても癒やされました。昨日、今日と足や体に筋肉痛が残っていますが、室堂のさわやかな霧やお花が思い出されます。
 ありがとうございました。