金沢河川国道事務所

第2回活動「広報キャラバン」 --平成24年6月4日(月)

      

  • 土砂災害防止月間広報キャラバン
 
キャラバン隊出発式
 
 街頭広報活動(金沢市香林坊

      

  • 手取川流域見学
 
 御鍋堰堤見学  
 
 後世川見学  
活動報告

西村】 【餅井

西村】今年度の活動は『土砂災害防止月間広報キャラバン』はとても爽やかな青空の下行われました。出発式の後、香林坊アトリオ前でのチラシ配布は反応が今一ながらも赤いジャンパー姿の集団は目立ちます。中にはとても熱心な特派員の方がゆっくりとお年寄りに歩み寄り説明していらっしゃいました。昼食後は隊長以外の特派員は現地見学(堰堤)に出発です。 瀬名高原付近にある御鍋堰堤に連れて行って貰いました。これが又今まで行った事が無い箇所でした。スノーシェイドの切れ目のある入口に入り、後は真っ暗な筒状の階段154段を下り、こうもりやねずみやヤモリの死骸が有ったりで、皆キャーキャー。堰堤はその下の方にあります。
 御鍋堰堤は我国で初めて三次元が採用された堰堤なのです・・・三次元って何でしょう?説明書によれば【この箇所は河床付近の川幅が10m程度で垂直に20m以上盛り上がったところで川幅は20m以下の狭窄部、地質は手取層の強固な岩盤、亀裂部に粘土を挟んでおり崖錐もあって、アーチ式堰堤はこれれの処理に時間と費用が嵩む為、三次元方式が採用された。つまり三次元方式とは、流れ方向の外力に対して、これに直角・垂直方向の堤体重量と直角・水平方向の両側岩盤の抵抗力で対応させる方式をとっている】との事ですが、理系で無い私には理解出来ませんでした。今度、噛み砕いて教えて下さい。お願いします。
帰りも154段の階段を上り、足ががくがく・・・もちろん次の日は筋肉痛でした。白山に登るのに鍛えなければいけないようです。

餅井】今年は、県庁前の出発式から参加しました。
 キャラバン隊長を見送った後、香林坊大和前へ移動し土砂災害防止チラシとタオルを持って広報活動に努めました。人通りは結構有ったのですが、チラシを素直に受け取って頂けなかったですね。次回からは、もっと大きな声でハキハキと防災月間の説明をしなくてはと反省しております。
 午後からは、昭和31年3月に作られました土砂災害から下流住民の人命と財産を守っている御鍋砂防堰堤の見学です。急勾配に作られている5階建てビル相当の高さのあるトンネル状の長い階段を踏み外さないように降り更に数段の鉄梯子を利用してやっとのことで現場に到着しました。間近で見る堰堤の壮大さと大量の水の落下する音は壮絶で迫力感が有り、時間があればいつまでも見入っていたいとの思いでした。昭和のこの時期には重機など揃っていなかったのに大変な重労働だった事でしょう。
 その後、鶴来にある後世川に行きました。親子又は家族で遊ぶ自然あふれる川の公園と言っても良い位の広場でしたが雑草が多々見られました。