平成19年10月13日「百万貫の岩まつり2007」が白山市白峰で行なわれました。
百万貫の岩は、手取川流域に大きな被害をもたらした昭和9年の大水害の際に手取川支流の宮谷から流れてきた重さ4,839トンの巨大な岩で現在では白峰地区の名物となっています。
このような巨大な岩を押し流すエネルギーを持つ土石流の凄まじさを肌で感じてもらい、土砂災害を未然に防ぐ砂防事業の役割を理解してもらうとともに、紅葉シーズンの白峰地区の自然や味覚を満喫してもらうために毎年10月上旬に百万貫の岩まつりが開催されています。
当日は、紅葉には少し早かったものの晴天に恵まれ、年に一度の百万貫の岩に登れる展望台のほか、土石流を体感できる装置や無人化施工の体験、白山砂防女性特派員によるステージイベントが行なわれ、多くの人でにぎわいました。