金沢河川国道事務所

牛首川流域での砂防事業

 牛首川流域の砂防事業は、大正元年に石川県により甚之助谷、柳谷での山腹工の施工が発端となっています。
 昭和9年7月の豪雨によって、牛首川本川上流部の別当谷などで崩壊が起こり、本川の河床に莫大な土砂が堆積しました。このため、堆積土砂の二次的流出による下流の災害を未然に防止するために、本川および他の荒廃渓流にも砂防堰堤を施工することになりました。
 柳谷では、渓流内にある膨大な堆積土砂が下流域に流出するのを防ぎ、甚之助谷地すべりを下側から押さえるために、基幹的な柳谷第3号砂防堰堤から柳谷第6号砂防堰堤の間を一体的に階段式堰堤群(柳谷導流落差工)として整備しています。
 工事では、現地条件が厳しく危険が伴います。現場の安全を確保するために、日本初の大型無人クレーンを用いた無人化施工を行っています。
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牛首川上流域の様子
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柳谷導流落差工(大型無人クレーンによる施工)
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細谷第2号床固工
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