神通川水系砂防事務所では、穂高岳の登山口で、新穂高ロープウェイがある奥飛騨温泉郷の新穂高地区において、土砂災害から地域を守るため、土砂災害防止施設の整備を平成17年より進めています。
当地は県内有数の豪雪寒冷地で作業条件が厳しい現場ですが、冬期間も工事が行われています。しかし今、その現場では温泉水を利用した奥飛騨温泉郷ならではの工夫した工事が行われています。

砂防工事現場図


新穂高地区では「積雪が多く」「積雪期間が長く」「気温は氷点下」という厳しい環境の中、雪、寒さと戦いながら渓流内で工事を行っています。
その中で各現場では、地元の協力を得ながら日本有数の温泉地である奥飛騨温泉地域の特性を生かし、豊富な温泉で、凍った雪を溶かしたり、寒さでコンクリートが凍らないよう保温に利用するなどして作業環境と作業効率の向上を図っています。

温泉の利用方法

○温泉の熱を利用したコンクリート養生

コンクリート中の水分が凍らないように温泉で温め、シートにて保護することで保温しています。

護岸工基礎のコンクリート養生1    護岸工基礎のコンクリート養生2
護岸工基礎のコンクリート養生

砂防堰堤本体のコンクリート養生1    砂防堰堤本体のコンクリート養生2
砂防堰堤本体のコンクリート養生

温泉水を利用した砂防工事の詳細内容はこちらからご覧下さい。