砂防について

飯豊の砂防

より安全な暮らしのために

■暮らしを守る砂防堰堤
砂防堰堤は、災害時に流れ出る多量の土砂を貯め、あるいは土砂の流れ方を調節し、土石流などの土砂災害から人命・家屋・田畑を守る働きをします。

羽越災害から復興し、再び災害が起らないよう砂防施設に守られている胎内市
■土石流危険渓流から地域を守っています

伊勢沢砂防堰堤(新潟県新発田市)

七助沢砂防堰堤(山形県小国町)
■上流の砂防ダムで流域全体を土砂災害から守っています

玉川第2号砂防堰堤(山形県小国町)

鹿ノ俣川防砂堰堤(新潟県胎内市)

環境に配慮した砂防事業

■安全、安心、ふれあいづくり
川は魚や鳥など生き物たちの生息の場であり、人間にとっても貴重な場です。そこで、安全な人間社会の生活基盤を確立しつつ、生き物たちと共生できる自然豊かで、人々にとって魅力的な水辺環境を創造していく必要があります。

ブナを切らずに工事用道路を施行した温身平(山形県小国町)

自然玉石を活用した護岸工(荒川流路工

せせらぎをイメージした魚道工(荒川流路工)
砂防堰堤のスリット化
自然環境に配慮し、より効果の高い砂防堰堤を目指し砂防堰堤のスリット化を進めております。
 特に環境面での配慮が求められている所については既設砂防堰堤についてもスリット化を試みております。
1. 自然の力を有効利用しています。
 土砂災害を防ぐために貯め込んだ土砂は、その後スリットから自然に下流へと流れ、洪水前の状態まで回復します。この大きな土砂調節機能によって、繰り返し土砂災害に備える貯砂ポケットを確保できます。

施工前 足水川第1号砂防堰堤 (山形県小国町)
2. 河川環境を考慮しています。
 通常時にスリットから下流へ無害な土砂を流すことにより河川の環境を自然に近い状態に保てます。またスリットを魚道として利用することで、様々な魚が遡上できるようになり、本来川が持つ機能が再生されます。

施工前 足水川第1号砂防堰堤 (山形県小国町)

地域に配慮した砂防事業

地域の活性化に役立つ砂防事業
自然に配慮し、安全、安心を確保しながら、地域活性化に役立てる事業を進めていきます。
荒川流路工
 流域の生態系にも配慮し、ふれあい、豊かな渓流づくりを進めています。また小国町の「白い森構想」にも考慮し、地域活性化に貢献しています。
荒川流路工
荒川流路工
玉川砂防林
 玉川地区は国立公園にあり飯豊登山の玄関口にあたると共に、小国町の整備計画である「飯豊山麓リゾート基地構想」の拠点に位置しています。
玉川砂防林

にぎわいを見せる白い森オートキャンプ場
 

飯豊山の麓にある国民宿舎「梅花皮荘」と渡り廊下で結ばれているマタギの郷交流センター「山崎屋」

玉川スーパー暗渠砂防堰堤
■災害時に役立つ情報基盤の整備
災害防止をより効果的に行うために、情報通信基盤の整備を行っています。
 大容量の光ケーブルの設置と併せ、災害時の危険が想定される地先へのCCTVカメラ設置によって、災害時には現場の状況を安全かつ瞬時に把握することができるようになります。また各所から得られた情報を集約し、正確な情報として、地域の皆様へ情報表示盤やホームページを通じて提供していくことで、災害時には避難の迅速化や被害の縮小を図ることができます。
情報基盤の整備状況
雨量計

情報表示板 (イメージ)

雨量表示盤