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[第7回] けんせつフェア北陸 in 金沢

けんせつフェア北陸in金沢

 平成17年9月16日(金)9:20~17:00と17日(土)9:00~16:00の両日、石川県産業展示館4号館(石川県金沢市)において「けんせつフェア北陸in金沢」が開催されました。

 本フェアは、社会資本整備を支える建設技術も、その時々の時代の要請を受け変化してきており、国土交通省でも技術研究開発の方向性を、暮らしに関わる5 つの要素(「安全」「環境」「コスト」「国際競争力」及び「参加」)として抽出し、それらがより良い方向に進展するよう技術開発を産・学・官連携の下進め ています。

 また、昨年は北陸地方で大規模な水害や新潟県中越地震が発生し、特に「安全」については改めてその重大性を認識させられたところでもあります。

 このような背景のもと、"安全で快適な暮らしを支える建設技術"をメインテーマに「けんせつフェア北陸in金沢」を開催し、産・学・官の優れた建設技術 を一堂に集め、地域の方々に"みて、ふれて、知って"いただくと共に、建設技術者の技術の研鑽・高揚並びに有用な技術等の活用・普及を図ることを目的に開 催されました。

 本フェアは平成5年から隔年で開催され、今回で7回目の開催となりました。

 なお、今回は北陸地域の方々に広く建設技術の重要性や必要性等を理解していただくために、初めて新潟以外での開催となりました。

 地元の金沢市や金沢大学・マスコミ等から後援のご協力を頂き、2日間で述べ約4,800名の来場者が訪れ、会場は活気に溢れ、盛り上がりを見せていました。

オープニングセレモニー

 初日の開場に先立ち、9月16日(金)午前9時から正面入口前において、オープニングセレモニーを行いました。

 「けんせつフェア北陸in金沢」実行委員長の北陸地方整備局望月企画部長の開会宣言にはじまり、本フェアの母体である北陸地方建設事業推進協議会の会長 を務める柳川北陸地方整備局長より「昨年、北陸地方では大規模な水害や新潟県中越地震が発生し、安全の重要性を再認識させられた。安全で快適な地域づくり に建設技術が活かされていることをこの機会に多くの市民や学生の皆さんに知っていただき、建設事業への理解の増進に繋げてほしい。」と挨拶を述べました。

 続いて来賓の国土交通省総合政策局村松建設施工企画課長より「安全・安心な国土づくりを進めるためには、新技術の開発が必要不可欠である。このけんせつフェアが北陸地方の新しい扉を開くものと期待している。」と祝辞を頂きました。

 挨拶・祝辞に続き、来賓・主催機関代表による「テープカット」を行い、2日間のけんせつフェアが開幕しました。

《開会挨拶》柳川北陸地方整備局長
《祝辞》村松建設施工企画課長
《開会挨拶》
北陸地方建設事業推進協議会 会長
柳川北陸地方整備局長
《祝辞》
国土交通省 総合政策局
村松建設施工企画課長
《開会宣言》北陸地方整備局 望月企画部長
《テープカット》
《開会宣言》
「けんせつフェア北陸in金沢」実行委員長
北陸地方整備局 望月企画部長
《テープカット》

技術の展示

 今回は、金沢市で初めての開催となりました。(新潟以外での開催は初めて)
 出展規模は、106機関(官公庁4機関、学校1校、民間101社)から320余りの出展技術を「安全・安心」「環境」「活力」の3つのテーマに沿って展示・公開しました。


会場全景(屋内会場)
会場全景(屋内会場)

シンポジウム

 また、初日には3部構成で「防災と建設技術」と題し、シンポジウムを開催しました。

 第一部は金沢大学の宮島教授が「新潟県中越地震における被害の特徴と地震防災への教訓」と題して、基調講演を行いました。講演の中で宮島教授は「中越地 震は新潟特有ではなく、富山や石川でも起こりえること。地震防災の強化が必要。」と注意を促していました。

 第二部は、「震災復旧現場からの報告」として、西松建設の河原氏が国道17号和南津トンネルの復旧工事に携わった話を、ハザマの藤田氏が芋川河道閉塞緊 急復旧工事で土石流防止に携わった話をそれぞれ熱く語って頂きました。「水没した集落の一日も早い再建を」と結びました。

 第三部は、第二部で報告いただいた2名と司会者による、公開インタビューを行い、両氏の現場での苦労話などをお話ししていただきました。

シンポジウム 基調講演
シンポジウム 聴講状況
シンポジウム 基調講演 シンポジウム 聴講状況
シンポジウム 災害現場からの報告
シンポジウム 公開インタビュー
シンポジウム 災害現場からの報告 シンポジウム 公開インタビュー

体験学習コーナー

 その他に、体験学習コーナーを設け、中越地震など過去に起きた地震を体験できる起震車、中越地震で出動した遠隔操縦バックホウの展示・操作体験、水質実 験体験、リサイクル紙を使ったフラワーポット作り、3D土石流体験装置による土石流体験などを行い、行列が出来るほどの賑わいを見せていました。

体験学習の様子
体験学習の様子
来場者の見学状況 来場者の見学状況
体験学習の様子
体験学習の様子
来場者の見学状況 来場者の見学状況
体験学習の様子
体験学習の様子
来場者の見学状況 来場者の見学状況
体験学習の様子
体験学習の様子
来場者の見学状況 来場者の見学状況

来場者内訳

単位:人

9/16(金) 9/17(土)
一般 200
799
999
招待者報道関係 62
0
62
官公庁 225
146
371
企業団体 616
208
824
学校関係 1,028
82
1,110
出展者 749
668
1,417
2,880
1,903
4,783

 会期期間中は好天に恵まれ、初日は官民の技術者や大学生・高校生なども多数訪れ、興味深そうに各ブースを廻っていました。

 また、2日目の土曜日には、多くの家族連れなど一般の方々が会場を訪れ、特に体験学習コーナーには、人集りができるほどの賑わいを見せていました。

身近な建設技術