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技術開発の推進

 北陸技術事務所では、公共事業の現場における技術的課題の解決や技術発展に役立てるための技術開発を「技術管理業務」として取り組んでいます。

 豊かな暮らしを実現するために、現場のニーズに合わせ、雪国の生活や歴史、文化など地域にあった総合的な視点で、 技術開発を積極的に展開していきます。

4つの方針

  • 安全・安心な社会の実現のための技術開発
  • 誰もが生き生きと暮らせる社会の実現のための技術開発
  • 国際競争力を支える活力ある社会の実現のための技術開発
  • 環境と調和した社会の実現のための技術開発

北陸技術事務所で取り組んでいる技術の紹介

トンネル無人調査ユニットの開発
 中越地震の経験を踏まえ、本震発生後に余震が頻繁に発生し、被災したトンネルなどの崩壊が心配される中、人間による現地 調査が二次災害の恐れがある状況に、無人でトンネル内部を調査できる装置を開発しました。これにより、調査の安全性確保、被災状況の迅速な把握、早期の災 害復旧活動が可能となります。 トンネル無人調査ユニットの開発
路面反射音測定装置の開発
 排水性舗装の吸音機能に着目し、舗装の吸音率により空隙詰まりの状態を評価する手法を開発しました。従来の排水性舗装の性能評価方法は、交通規制のもと人力による測定作業を行っており、たいへんな時間と労力が必要でした。この開発により道路パトロールカーで走行しながら連続的に舗装の状態を評価することが可能となりました。 路面反射音測定装置の開発
コンクリート中の単位水量計測器の開発
 コンクリートの品質管理向上を目的に、工事現場において、正確かつ迅速にフレッシュコンクリート中の水分量を測定し、コンクリート単位水量、水セメント比、強度を推定できる測定器(W/Cミータ、MT-300)を改良しました。 コンクリート中の単位水量計測器の開発
災害用トイレの技術開発
 大規模災害時の教訓を踏まえて、災害現場や避難所等への支援及び平常時の防災訓練や工事現場等で活用する災害用トイレの普及を目的に試作しました。
 特徴は、1.迅速な移動 2.バリアフリー対応 3.現場条件により3分割が可能 4.超節水型水洗・吸引方式 5.汚物処理方法及び電源の切り替えが可能です。
災害用トイレの技術開発
崩壊法面の変位測定に関する検討
 土砂崩れ等の斜面崩壊災害現場における復旧作業の安全を確保するため、既往の監視装置の課題を解消し、災害発生時に迅速かつ容易に設置可能で軽量小型、運搬しやすくかつ測定範囲の広い、新たな斜面変位監視装置の開発を行いました。 崩壊法面の変位測定に関する検討
地盤図集改訂と地盤情報の有効活用
 事業計画や災害復旧等の基礎資料として、既存の地盤情報の有効活用に向けた整備が求められています。昭和54年~57年に各機関の地盤データを収集し作成した北陸3県平野部の地盤図集について、その後に蓄積したデータにより改訂を行うとともに、データの電子化・データベース化により共有化を図りました。 地盤図集改訂と地盤情報の有効活用