事務所の紹介 北技の使命

環境マネジメントシステム

平成16年1月より環境マネジメントシステム(EMS)を運用しています。ほくぎのEMSは、「環境方針」に基づきPDCAサイクルを活用し、環境に配慮した技術の開発や新技術の普及、様々な機会を利用しての環境意識の啓発、省エネ・省資源などを積極的に取り組んでいます。

EMS導入のねらい・期待する効果

EMS導入のねらい・期待する効果
1.環境負荷の低減
「建設リサイクル」「グリーン購入」など、公共事業で取り組むべき環境活動の実効性をより高めます。
2.アカウンタビリティの向上
国民に対し、建設事業における環境重視の姿勢を示すことができます。
積極的な公表や外部とのコミュニケーション(苦情・賞賛)により、国民の満足度向上に寄与します。
3.環境意識の向上
公共事業に携わる立場として、組織内外に対しての環境意識の向上を図ります。
4.業務の効率化等の向上
EMSは、PDCAサイクルを積極的に活用し、システム的に進めていくことにより、業務の標準化、責任・権限の明確化、手順の文書化、継続的改善の定常化等が図られます。これはEMS以外に対しても参考となる仕組みです。

平成23年度の活動内容

平成23年度のEMS活動の環境目的・目標を次のように設定し重点的に取り組んで行きます。
1.業務活動
A.「環境」を配慮した技術研究開発の推進
    ・除雪作業出動基準見直し調査
B.環境汚染物質の適正管理により環境負荷の低減に努める
    ・水質試験調査
2.所内活動
・庁舎内における省資源活動の推進(用紙節約、節水)
・庁舎内における省エネ活動の推進(電力、ガス(都市・LP)、A重油)
・庁舎内における廃棄物の適正処理の推進

平成22年度の環境活動のパフォーマンス

 平成22年度に実施した環境目的・目標の達成状況は以下のとおりです。業務活動については、概ね目標を達成することができました。また、所内活動については、庁舎内における省エネ活動の推進の電気使用量及び都市ガス使用量は、目標を達成できませんでした。
1.業務活動
・生分解素材を用いた野芝種子シートの開発
 (生分解マルチング材による野芝種子吹付工の管理)
堤防法面保護植生での野芝種子吹付の養生材として、従来の撤去・処分作業を必要としていた、ポリエチレンフィルムに替わり、新たに生分解性素材を用いたマルチング材を用いることにより、撤去・処分作業をなくすることで、効率的な施工を行うとともに環境負荷を軽減できることが確認できました。この成果を基に生分解素材を用いたマルチング材、野芝種子入りシートの適応性を確認し、技術資料(案)を作成しました。
   生分解性マルチング材による野芝植生 施工写真

・除雪作業出動基準見直し調査
現行基準を検証し、最適な時期に除雪車を出動させることにより環境負荷を軽減するために現地調査を実施した。

2.所内活動
所内活動の目標の達成状況は、次のとおりとなりました。
なお、排出係数の定まっているものについてCO2換算しました。

庁舎内における省資源活動の推進


(1)用紙使用量は、図-1のとおり、目標に対して2%減となりました。

【図-1】 用紙使用量(枚/年)


(2)水道使用量は、図-2のとおり、目標に対して25%減となりました。水道使用量が大きく減ったのは、水質調査関係業務の使用量の減少が大きく影響したと考えられます。

【図-2】 水道使用に伴うCO2排出量(kg:CO2/年)

庁舎内における省エネ活動の推進             


(1)電気使用量は、図-3のとおり、目標に対して6%増となりました。目標値に考慮されていないXバンドレーダーが富山出張所で稼働したため6%増となりましたが、Xバンドレーダー分を除くと3%減となり、目標を達成しました。

【図-3】 電力使用に伴うCO2排出量(t:CO2/年)


(2)都市ガス使用量は、図-4のとおり、目標に対して3%増となりました。平成21年度と比較して夏季の気温が高かった事による冷房運転の増加、平成23年3月11日発生「東日本大震災」対応に伴う3月期の夜間・休日の暖房運転の増加により3%増となったと考えられます。

【図-4】 都市ガス使用に伴うCO2排出量(t:CO2/年)



(3)LPガス使用量は、図-5のとおり、目標に対して10%減となりました。LPガス使用量が大きく減ったのは、水質調査関係業務の使用量の減少が大きく影響したと考えられます。

【図-5】 LPガス使用に伴うCO2排出量(kg:CO2/年)



(4)A重油使用量は、図-6のとおり、目標に対して4%減となりました。

【図-6】 A重油使用に伴うCO2排出量(t:CO2/年)


(5)官用車燃費は、図-7のとおり、目標に対して5%増となりました。

【図-7】 官用車燃費(km/L)
 
庁舎内における廃棄物の適正処理の推進                 


(1)廃棄物リサイクル率は、図-8のとおり、目標に対して2%増となりました。

【図-8】 廃棄物リサイクル率(%)
                        
CO2排出量
 所内活動の主なもの電力使用、水道使用、都市ガス使用、LPガス使用、A重油使用に伴う温室効果ガス排出量としては、全体で約372tでした。これは、目標に対して約17t増加したことになります。なお、目標値に含まれていなかったXバンドレーダー稼働分約28t(推定値)を実績から除くと、目標に対して約10t削減したことになります。