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千曲川だより

 掲載日 2018/07/26

 

 

平成29年度完成優良工事等表彰が行われました

 

  7月25日(水)、千曲川河川事務所にて「国土交通事業関係功労者等表彰式」(平成29年度完成優良工事等の事務所長表彰式)が行われました。
 優良工事等の表彰は、北陸地方整備局所管の工事等に関し、その施工及び成果が優秀であって他の模範となるものを選定し、表彰することにより、建設技術の向上と建設事業の推進に役立てることを目的としています。 

 表彰式では優良工事1社、優良工事における優良建設技術者1名、優良業務1社、優良業務における優良建設技術者2名に、当事務所長 木村から表彰状がそれぞれ手渡されました。
 また、当日は北陸地方整備局長表彰受賞者(優良工事1社、優良工事における優良建設技術者1名、優良業務1社)の披露も合わせて行われました。 
 受賞者の皆様、おめでとうございます。

◆優良工事表彰
    『千曲川戸倉管内天端舗装その2工事』 中信建設株式会社 様
 本工事は、千曲市新田地先他6工区の堤防天端舗装工事で、そのうち1工区は河川土工を伴う施工であった。また、夏期の舗装工事では、創意工夫により熱中症対策を考えながら無事故で工期内に工事を完成させた。さらに、漁業協同組合への工事説明も適切に行い、鮎つりのシーズンも工期内にあったが、完全土日休工を実施し、公共工事に対する印象も良く、積極的に地域とのコミュニケーションを図りながら苦情もなく工事を進捗させ、地域への貢献も顕著であったことなどが評価されました。

◆優良建設技術者(工事)
    『千曲川戸倉管内天端舗装その2工事』 中信建設株式会社 坂井 和則 様
  現場代理人として、漁業協同組合への工事説明も適時に行い、鮎つりのシーズンも工期内にあったが、完全土日休工を実施し、公共工事に対する印象も良く、積極的に地域とのコミュニケーションを図りながら苦情もなく工事を進捗させ、地域への貢献も顕著であったことなどが評価されました。

◆優良業務表彰
   『平成29年度福島樋門詳細設計業務』 株式会社東京建設コンサルタント北陸支社 様
  本業務は、千曲川右岸61.0km+500m付近に位置し、弱小堤区間の堤防整備に伴う断面拡幅、兼用道路(県道)の付け替えを行う福島樋門について、樋門詳細設計及び堤防修正設計を実施したものであり、業務遂行にあたって、関係機関協議資料を作成し、現地での樋門施設管理者協議を行うとともに、過年度に実施した堤防予備設計について関係機関との協議結果から、構造物取り付け、すりつけ箇所の不具合等に対し速やかに修正設計を実施した。
 また、CIMモデルの構築を図った業務であることから、地元説明用として堤防整備に伴い変更となる、近接家屋周辺の取付道路等状況を視覚的に分かりやすくしたほか、堤防施工計画の段階施工による状況についても、CIMを活用したことにより説明性の向上を図った。併せて、CIMの樋門構造物モデルにより、鉄筋の可視化、今後の補強対応検討など、維持管理、メンテナンス対応が図れる資料を作成したことなどが評価されました。

◆優良建設技術者(委託業務)
  『平成29年度高瀬ダム下流土砂搬出トンネル地質調査業務』
                      応用地質株式会社長野支社 千葉 伸一 様
  本業務は、大町ダム等再編事業に伴う土砂搬出用トンネルの設計に必要な地質情報把握のため、オールコアボーリングのほか、原位置試験、弾性波探査等を行って解析・とりまとめを行うとともに、地表及びボーリングコアから採取した岩石の土壌分析などについて実施したものである。
 当該技術者は、幅広い知見と技術力、的確な工程管理により、多岐にわたる調査項目において、より良好な成果を得るための技術提案を行いつつ、遅滞なく成果をとりまとめたことなどが評価されました。

  『平成29年度福島樋門詳細設計業務』
                      株式会社東京建設コンサルタント北陸支社 盛 伸行 様
   監理技術者として業務遂行にあたり、関係機関協議資料を作成し、現地での樋門施設管理者協議を行うとともに、過年度に実施した堤防予備設計について関係機関との協議結果から、構造物取り付け、すりつけ箇所の不具合等に対し速やかに修正設計を実施した。
 また、CIMモデルの構築を図った業務であることから、地元説明用として堤防整備に伴い変更となる、近接家屋周辺の取付道路等状況を視覚的に分かりやすくしたほか、堤防施工計画の段階施工による状況についても、CIMを活用したことにより説明性の向上を図った。併せて、CIMの樋門構造物モデルにより、鉄筋の可視化、今後の補強対応検討など、維持管理、メンテナンス対応が図れる資料を作成したことなどが評価されました。


 【北陸地方整備局長表彰】(表彰式:平成30年7月20日)

◆優良工事
   『小立野樋門新設工事』 平林建設株式会社 様
  本工事は、堤防開削を行い樋管・ゲートの設置及び築堤盛土を施工するものである。修正設計のための工事一時中止を挟んだものの、出水期までに仮締め切りの撤去を含め、工事を完成させる必要があった。川表側の法覆護岸はプレキャスト二次製品を提案・施工し、工程短縮を図るなど、出来映えも良くする工夫を行いながら工事を無事故で完成させた。築堤盛土工においては情報化施工での転圧管理を行い、工事の施工効率と品質の向上を図る等の工夫も行っている。また、工事の節目には進捗状況のチラシを地元に配布するなど地域とのコミュニケーションを図りながら工事を進捗させ、トラブルなく工事を完了させていることなどが評価されました。

◆優良建設技術者(工事)
   『小立野樋門新設工事』 平林建設株式会社 吉原 寿彦 様
  監理技術者として、出水期前までに完成すべき箇所については、工期短縮のため法覆護岸にプレキャスト二次製品での施工を提案するなど工夫をしながら、無事故で工事を完成させた。また、工事の節目には地元に進捗状況等をお知らせするチラシを配布するなど地域とのコミュニケーションを図りながら工事を進捗させ地域への貢献も顕著であったことなどが評価されました。

◆優良工業務
 
   『平成29年度高瀬ダム下流土砂搬出トンネル地質調査業務』
                        応用地質株式会社 長野支店 様
  本業務は、大町ダム等再編事業に伴う土砂搬出用トンネルの設計に必要な地質情報把握のため、オールコアボーリングのほか、原位置試験、弾性波探査等を行って解析・とりまとめを行うとともに、地表及びボーリングコアから採取した岩石の土壌分析などについて実施したものである。
 本業務の実施にあたって、トンネル予定箇所近傍に高瀬川断層が存在し、破砕の状況によって、トンネルルートに大きく影響を受けることとなることから、高品質コアボーリングによる地質判定とボアホールスキャナ解析による破砕帯の走行傾斜判定に加え、弾性波探査においてはトモグラフィ・層構造解析による低速度帯の判定、電気探査による低比抵抗帯の判定を行い、地下の三次元的な破砕帯を明らかにした上で、最適なトンネルルートの提案を行った。また、地表及びボーリングコアの岩石を用いた土壌分析を実施し、重金属溶出の可能性について、地質性状ごとの評価を行うことで、トンネル掘進中のリスク解析についても実施した。さらに、FEM解析による地山物性値に応じたトンネル変形量予測、トンネル坑口の安定解析による切土時の対策工必要抑止力の算定などについても実施した。
 これらを実施する上で、調査箇所周辺の資料収集、綿密な現地踏査、品質向上に向けた多岐にわたる技術提案、実施体制の拡充など、優れた技術力と会社全体で業務履行にかかるバックアップ体制により良好な成果を収めたことなどが評価されました。



●千曲川河川事務所長表彰表彰式


   
 表彰状授与 中信建設(株) 様  表彰状授与 中信建設(株 坂井和則 様
   
 表彰状授与 (株)東京建設コンサルタント北陸支社 様  表彰状授与 応用地質(株)長野支店 千葉伸一 様
 
 表彰状授与 (株)東京建設コンサルタント北陸支社 盛 伸行 様 
 
 応用地質(株)長野支社 様    平林建設(株) 吉原寿彦 様  平林建設(株) 様
   
 千曲川河川事務所長挨拶 受賞者挨拶(代表:中信建設(株) 様)





担当:品質確保課        



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