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千曲川だより

 掲載日 2012/10/12

 

 

水防ブロック投入のデモンストレーションを実施しました


 堤防や護岸が浸食される恐れがある場合、緊急対応としてコンクリート製の異形ブロックを投入しなければならない状況は少なくありません。

 平成24年度10月10日(水)、河岸が欠損した長野市綱島の犀川右岸の工事現場内に、クレーン、バックホウ、ダンプなどの重機が集結し、様々な方法によってコンクリートブロックを投入するデモンストレーションを行いました。

 形や重さが異なるブロックを、様々な重機を用いて、実際に河川に投入する場面を間近で確認することにより、緊急時に効率的な連携や対応がとれることが期待されます。

 当日は千曲川河川事務所管内の災害応急対策業務協定業者、防災エキスパート、当事務所職員の総勢60名程度が集まりました。


今回のブロック投入デモのプログラム
 @バックホウによる転がし
 Aダンプトラックによる投入
 Bロングアームバックホウによる押し込み
 C25tクレーン自動外れフックによる投入
 D石掴みフォーク付きバックホウによる投入
 まずは、バックホウによる転がし投入です。

  【動画1(15秒)】
 6脚ブロックは水中へ転がり落ちましたが、5脚ブロックは法面の途中で止まってしまいました。
 そんなときはロングアームバックホウによって押し込むことができます。

  【動画2(30秒)】

 次は、ダンプトラックによる直接投入です。

  【動画3(10秒)】

 そして、25tラフテレーンクレーンによる投入です。クレーンによる投入は割と一般的です。フックは自動的に外れるような仕組みとなっています。

  【動画4(25秒)】

 最後は、石掴みフォーク付きのバックホウにより、ブロックを掴んで投げ込みます。

  【動画5(50秒)】

 

 災害現場の地形や被災の状況は千差万別で、今回のデモ会場のように広いスペースが確保できない状況が想定されます。今回のデモ見学によって、それぞれの重機の特性について理解が深まり、いざというときには適切な対応がとれると思われます。

 

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