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千曲川だより

 掲載日 2012/01/05

 

 

古牧・柳沢地区で用地の境界標を設置しています

 


 洪水による河川の氾濫を防ぐために堤防を築いたり、河岸を掘削して河幅を広げるなど、安全・安心の地域づくりの実現に向けて河川改修事業を行っていますが、これらの公共事業を実施するにあたっては事業用地の取得が必要となります。
 河川改修事業のために土地をご提供いただいた地権者の皆様に、千曲川河川事務所としましてあらためて御礼申し上げます。また、今後とも皆様のご理解とご協力が地域づくりへの第一歩と考え、ご納得いただける説明を心がけ、事業の推進と用地の確保に努めています。


 この用地取得にあたり、作成した用地実測図に基づいて現地にて境界を復元し、関係する所有者の方や隣接する方に境界の再確認のために立ち会いをお願いしております。この確認作業を経て、コンクリート杭の境界標を設置し、境界をめぐるトラブルを未然に防止します。


 こうした作業を各現場で順次進めておりますが、今年度は、築堤工事の完了した中野市の古牧地区と柳沢地区で用地境界標の設置作業を行っています。
 平成23年12月中旬に実施された位置確認作業には、大雪にもかかわらず、多くの住民の皆さんに立ち会っていただきました。現地の航空写真に杭の位置を表示した図面を準備しましたところ、たいへん判りやすいとのお話をいただき、円滑に作業は進みました。今後、積雪状況をみながら、コンクリート杭の打設作業を鋭意進めてまいります。

  

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