須坂市河川一斉清掃に参加しました

　須坂市では、誰もが気持ちよく使える河川の環境を維持するため、毎年11月に市民参加による河川一斉清掃を年間行事として実施しています。

　そのうち、私は千曲川の支川、百々川（どどがわ）の清掃活動に参加しましたが、日曜日の朝8時30分という時間にもかかわらず、地元の屋部地区の住民約150名が集まり、堤防の法面や河川公園内のゴミ拾いに取り組みました。

清掃活動前の風景	法面の除草

　毎年の清掃活動により、機械を使って切断する程の大きな樹木などは見受けられなくなりましたが、人の背丈程度に育ったハリエンジュ（ニセアカシア）には鋭いトゲがあり、よほど注意しないと、作業服を着ていてもチクリと刺されることになります。また、堤防の石の隙間から生える雑草は思ったより抜きづらく、根気とコツがいる作業です。

作業風景	清掃後の法面

　ここで刈り取った葦などの枯れ草は、地域の伝統行事である「どんど焼き」で使うため一箇所に集められ、年を越すことになります。なお、どんど焼きで、集めたダルマやしめ飾りなども一緒に河川敷地内で燃やすため、河川管理者や消防署の許可を得て実施しています。

どんど焼き用に集められた枯れ草	回収されたゴミ

　今回の清掃活動で、心ない人によって捨てられた家庭ゴミや自転車まで回収されましたが、それとは逆に、同じ河川公園内に落ちているゴミを拾う人々の姿も日頃から見られ、河川敷を利用する様々な人の思いが伺えます。

　今後も「ゴミを捨てにくい環境づくり」を維持するためにも、活動は継続していきたいと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（用地課　春原）