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千曲川だより

 掲載日 2011/09/01

 

 

飯山市立常盤小学校5年生が常盤護岸工事現場を見学しました

 

 8月30日(火)、常盤護岸工事で現場見学会があり、常盤小学校の5年生24名と地元の小沼地区の方々が参加しました。この工事により、延長約770mにわたり、堤防に鋼矢板が打ち込まれ、漏水防止対策がなされます。
 普段、川の水は低水路をゆるやかに流れており、高水敷を超えて堤防際まで増水することは滅多にありません。しかし、今年の7月末には「新潟・福島豪雨」がありましたし、過去に飯山市では1982年(昭和57年)、1983年(昭和58年)に堤防が決壊しています。
 堤防に水が当たるほど増水すると、その水圧により水が堤防の中を通って住宅地側に漏水することがあります。この現象を防ぐために長さ10m以上の深さまで矢板を打ち、堤防に遮水シートを張る工事を行っています。

 
 小学生は様々な重機のコックピットに入ったり、測量機器を覗いたりできました。一番の人気はミスト扇風機でした。天気がよい日でしたので、霧を顔に浴びて大喜びでした。
25t ラフタークレーン レベルと光波を視準
大人気のミスト扇風機、熱中症対策はバッチリ

 今回の工事では1枚15万円の矢板が800枚以上打たれています。これにより洪水時に堤防が決壊することを防止し、また、住宅地側の思わぬところから水が噴き出すことがなくなります。

 常盤護岸工事は3工区に分かれています。今回の見学会は受注者3社で構成される常盤地区工事連絡会が主催しました。お忙しいところ見学会を催して頂き感謝いたします。

子供たちが安心して暮らせる地域になりますように

 見学会場の位置
  

 

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