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千曲川だより

 掲載日 2011/8/1

 

 

アレチウリ駆除初体験レポート

 


 7月29日(金)、千曲川と犀川に挟まれた河川敷において、初めてアレチウリ駆除作業を体験しました。今回の駆除活動は、「豊かな環境づくり長野地域会議」が水環境保全活動の一環として主催したものです。

 作業の前に、アライグマなどの外来生物について説明がありました。アレチウリも外国から持ち込まれた外来生物であり、非常に強力な繁殖力をもっています。アレチウリの駆除には根っこを抜くのが効果的であるとの指導がなされた後、約60名が5班に分かれて駆除活動をしました。

落合橋の下で外来生物の講義
アレチウリの駆除方法の説明

 実は私はアレチウリ駆除は初めてでした。はじめは、アレチウリの葉がたくさんあるところで、やみくもに茎をたぐり寄せて巻き取り、なるべく葉っぱ群の面積を減らすようなことをしておりましたが、根っこまで抜き取れているか実は不安でした。

茎をたぐり寄せる初心者 腰をかがめて根元を探すベテラン

 そのため途中からは、葉っぱの下にもぐり込む作戦に変更しました。まるで根曲がり竹を探す要領で、地面を這うようにすると、枯れたような黒ずんだカヤの中で、ひょろりと伸びる白っぽい縦縞のツルが見つかります。一本の細いツルが伸びていき、ある程度の高さになると横一面に広がっていく感じです。抜き取るのにはそれほど力は要りません。

ツル状のアレチウリの根元 抜き取られた根っこ

 アレチウリは服の繊維の間を通り抜けるような細いトゲを撒き散らすようで、腕や脇腹がチクチクして非常に不快でした。アレチウリ駆除活動に参加する場合は、暑いかもしれませんが、上下とも雨合羽を着用することをお勧めします。

 
 千曲川の河川敷からアレチウリが消える日まで、地道な活動は今後も続いて行きます。
                                              (調査課 大倉)

 

 

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