千曲川河川事務所千曲川情報館
防災/災害情報ニュース/イベント入札契約情報事務所と事業環境への取り組み知る・遊ぶ・協働総合学習素材リンク集
トップページ >ニュース/イベント >千曲川だより

千曲川だより

 掲載日 2010/11/02

 

 

櫻ヶ岡中学校の生徒3名が職場体験学習しました

 


 千曲川河川事務所の近隣に位置する長野市立櫻ヶ岡中学校から、職場体験学習の場として当所に依頼があり、10月中旬に2学年生3名の生徒を受け入れ「河川の維持管理」などを、二日間の日程で体験してもらいました。


 初日は事務所で6台保有している排水ポンプ車の実働訓練の実施場所に向かい、何をするための機械なのかなどを話したあと、実物のポンプを持ち上げてみて、その重さによりいかに設営作業が重労働なものか感じてもらいました。
 続いて訪れた赤野田川樋門では、水門ゲートを実際に操作して開閉をしたり、停電で電動装置が作動しなくなった場合も想定して、手動による開門訓練も「体験」してもらいました。
 

 長野市牛島の防災ヘリポートは河川区域内にあるため、長野市から占用申請をしてもらっている場所になります。このためヘリコプターのフライト状況なども含めて利用実態を聞かせていただく中で、滅多に乗る機会のないヘリコプターの操縦席に生徒達を乗せていただきました。
 このあと、河川パトロール車に乗り込み小田切ダムまで犀川の巡視を行い、水防資材倉庫の点検や不法投棄ゴミの回収、堤防点検を実施しました。


 二日目は長野市の屋島橋で、橋を管理する長野県の職員から橋梁の長寿命化計画について聞きました。劣化した箇所を調査しその原因を特定し適正な補修を行うことで、今あるものを大切に使うことが目的で、コンクリート橋と鉄橋の違いについても勉強しました。
 最後に体験してもらったことは、須坂市相之島地区で施工されている護岸工事の現場にて、コンクリートやブロックで造られた構造物が、図面どおりの寸法となっているかを検査する仕事で、建設業者の方から正確な測定方法などを教えてもらいながら作業しました。


 二日間という短い日程でしたが、当所に希望して来られたという生徒さん達は、熱心に勉強意識を持ってそれぞれの現場で取組んでいました。今後、体験学習で得た経験活かし、将来、立派な社会人として活躍されることを期待しています。
 また、この職場体験学習の実施にあたり、生徒の派遣などにご尽力いただきました櫻ヶ岡中学校の関係者の方々や、現場でお世話いただいた業者の皆様には、この場を借りて御礼申し上げます。

 

 

 

 

 

ページトップへ

〒380-0903 長野市鶴賀字峰村74
国土交通省 千曲川河川事務所 TEL 026(227)7611 FAX 026(227)9466
Copyright (C) 2007 Chikuma River Information Room. All Rights Reserved.