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千曲川だより

 掲載日 2010/10/06

 

 

『長野県総合防災訓練』に3事務所合同で参加しました
−千曲川河川事務所・松本砂防事務所・大町ダム管理所−

 



 平成22年9月26日(日)、平成22年度長野県総合防災訓練が安曇野市豊科南部総合公園を主会場に実施されました。

 この訓練は長野県及び安曇野市が主催となり、警察・消防をはじめとする官公庁と、医療やライフライン関係などに携わる民間を合わせて92団体、約3.300名もの参加者が結集する大規模なものとなりました。

座屈したビルからの救助訓練 災害救助犬の訓練

 訓練では、情報伝達や避難所の設置、医療・救護などの災害応急対策といった基本的な訓練のほか、地震などの影響により急な荷重が加わったことで建物が大きく変形(座屈現象)したビルから被災者を救助する訓練の実施や、災害救助犬が参加するなど特色のある訓練が行われ、各防災関係機関や地域住民らが連携して、真剣に取り組んでいました。 

医療・救護訓練 梓川河川敷での水防訓練
緊急災害対策派遣隊の訓練

 また、北陸地方整備局 千曲川河川事務所・松本砂防事務所・大町ダム管理所の3事務所は合同で参加し、緊急災害対策派遣隊(TEC-FORCE)による被害状況調査訓練、災害対策車両の展示および河川・砂防・ダム等災害に関するパネル展示を行い、防災・減災への取り組みの紹介や防災意識の普及啓発に努めました。
 TEC-FORCE(テックフォース)は、平成20年に発足したもので、幸いなことに大規模災害に見舞われていない長野県内で、あまり馴染みのない存在ですが、この訓練の中で活動状況を紹介することができました。
 このほか、サブ会場の豊科南中学校体育館では、河川・砂防・ダム等に関するパネル展示を行い、パソコンや携帯電話から防災情報を入手する方法や各地の橋脚などに取り付けられた「わかりやすい量水標」などを紹介しました。


 今夏は、県内各地で時間雨量60mmに迫る非常に激しい雨が突然降るなどしており、家屋の床上床下浸水や交通機関・ライフラインへの被害が発生しています。千曲川河川事務所でも、各種訓練の実施、参加などを通じて、地域における安全・安心の確保のため防災力・減災力の向上に努めて参ります。

 

 

 

 

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