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千曲川だより

 掲載日 2010/09/06

 

 

飯山市常盤地区に「まるごとまちごとハザードマップ」を設置しました

 


  千曲川河川事務所では、昭和 57年, 58年と洪水による被害を受けた経験を持つ飯山市と連携し、飯山市常盤(ときわ)地区に「まるごとまちごとハザードマップ」を設置しました。
 この「まるごとまちごとハザードマップ」は、河川がはん濫を起こしたときの浸水予想にもとづき、浸水する範囲と深さ、避難所を示した情報を標識にして、実際に「まちの中」に表示するものです。
 今回、常盤地区においては、千曲川河川事務所が浸水予想に基づく「想定浸水深」を表示する標識を、飯山市が過去に起こった洪水時の「実績浸水深」を表示する標識を分担して設置しました。
 この「まるごとまちごとハザードマップ」の設置が、地域における洪水の歴史を語り継ぐと共に、住民の水防意識及び避難所の認識をさらに高め、危機発生時の適切な避難行動に役立つことを期待しています。
 
電柱に設置された
「想定浸水深」を表示する標識
センターの壁に設置された
「実績浸水深」を表示する標識
(写真は、飯山市常盤 戸隠農業生活改善センター及び付近)
 
 残暑の厳しい8月30日に行われた標識の設置式には、飯山市長、地区関係者、千曲川河川事務所職員らが参加し、戸隠農業生活改善センターおよびその付近電柱に、千曲川河川事務所の「想定浸水深」を表示する標識と、飯山市の「実績浸水深」を表示する標識が関係者らの手により設置されました。
 この設置式には、地区役員の方々や消防関係の方など多くの皆様も参加され、その作業を見守っていただきました。
  

常盤地区役員や消防関係者も取付に参加していただきました

標識の前に立つ
飯山市長(右)と千曲川事務所長(左)
ご尽力いただいた関係者の皆さん
 
 なお、標識は今後1週間程度のうちに、地区内に順次取り付けられる予定となっていますが、設置にあたっては、飯山市役所、地区の皆様、中部電力株式会社飯山営業所、東日本電信電話株式会社長野支店など多くの方々のご協力をいただきましたことを、この場を借りて御礼申しあげます。
 千曲川河川事務所は、今後も地域の皆様が安心して暮らせるようハード面に加え、ソフト面でも、様々な取り組みを進めて参ります。
                  
 設置された標識の特徴や箇所についてはこちらをご覧下さい(PDF書類274KB)

 

 

 

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