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千曲川だより

 掲載日 2009/11/30

 

 

長野県建設業協会と北陸地方整備局との意見交換会をおこないました

 


 公共工事をとりまく諸課題に対して、発注者・受注者の双方が問題点や地域の実情について意見交換を行い、問題点を認識することが重要です。
 このため、北陸地方整備局と長野県建設業協会との意見交換会を、平成21年11月25日(水)に開催いたしました。

 長野県建設業協会側からは佐々木力会長外13名が、北陸地方整備局側からは小池幸男企画部長外9名が出席し、冒頭の挨拶で、北陸地方整備局側からは、昨年10月の緊急経済対策以降、切れ間のない発注と品質の確保と生産性向上を図ってきたことを伝え、佐々木建設業協会長からは、政権交代に伴う補正予算の一部停止など、業界の先行きに対する不安を訴えられるなど、厳しい現状の認識を深めてから、長野県建設業協会が作成したテレビCMの試写をおこない、意見交換会に入りました。
 当日配布した資料(PDF書類399KB) (H21当初・補正予算の事業執行のポイント、生産性向上等説明会、工事円滑化推進会議の活用、電子納品の取り組み)及び主なやりとりは以下のとおりです。

●工事書類の簡素化について 
意見 提出は不要となっているが、完成検査時には必要となる書類があるなど、実情に沿った簡素化になるよう進めて頂きたい。
回答 北陸地方整備局では、平成20年4月より「工事書類の簡素化の試行」について取り組んでいる。21年度においても更なる工事書類の簡素化について検討を進め、管内12ブロックごとに発注者と請負者を対象に「生産性向上に関する説明会」を行い、継続的な周知徹底を図っていきたい。

●仮設工(任意仮設)の変更について
意見 仮設方法や数量に発注者の想定と異なっていることがあり、入札時の想定数量と現場精査の結果との差異がある場合は変更の対象となるか。
回答 任意仮設を含む仮設においては、条件明示の有無に係わらず当初発注時点で予期しえなかった事柄が現地で確認された場合は、設計変更が可能。

●発注工事等について
意見 他工事から土砂を受け入れる場合、受入側と搬出側の搬出量・日程が合わない場合が多く仮置き場の確保が必要。
回答 各工事毎に事情は異なるが、工程計画上必要と認められるものは精算変更の対象となる。


 地域産業の中核である建設業の倒産が相次いでおり、地域経済の疲弊が著しくなってきています。
 このため北陸地方整備局では、工事施工の円滑化により生産性向上に結びつけ、建設業の活力の向上を図るため、緊急対策を講じていますが、施工者側からは取り組みに対する一定の評価を得ているものの、未だ建設業は厳しい状況にさらされており、これらの要望を踏まえさらなる改善を図り、取り組みを推進していきます。   

 

 

 

 

 

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