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千曲川だより

 掲載日 2009/11/11

 

 

「篠ノ井上流築堤事業」に必要な用地の協議がスタートしました

 


 長野市篠ノ井地区(松代大橋から篠ノ井橋までの間)の堤防は、完成堤防と比べると規模が小さい弱小堤防であり、洪水時の危険性が高いことが懸念されています。
 このため、現在の堤防に盛土などによる嵩上げを実施し、規模を大きくする築堤事業を行い、治水安全度の向上を図るものです。
 

 現在下流部から順次事業を進めておりますが、主に篠ノ井横田地区に位置する岩野橋から上流の1,300m区間につきましては「篠ノ井上流築堤」事業として今年度から着手いたしました。
この間、土地所有者や関係者のご協力のおかげをもちまして、7月には事業用地の範囲の確定と、土地の境界確認を終えることができました。

H21.7.26 用地境界立ち会い(篠ノ井横田地区)

 本事業に必要な用地の取得につきましては、土地所有者や関係者の数が多く、権利関係も複雑な区画も有する地域であることから、時間を要する事が懸念されます。
 こうした中、土地所有者等の団体として、「西横田地区地権者会」が5月に、「東横田地区地権者会」が8月にそれぞれ設立され、さらに9月29日には、用地補償に関する主な基本事項についての協議の窓口として、両地区地権者会から「交渉委員」10名が選任されました。
H21.8.7 西横田地区地元説明会
(西横田公民館)
H21.8.9 東横田地権者会設立総会
(東横田公民館)
H21.8.27 西横田運動広場関係者説明会
(西横田公民館)
H21.9.29 東西横田地権者会役員との打合せ
(東横田公民館)

 工事の着手のためには、適正な用地補償内容の合意及び補償契約による事業用地の確保が必要かつ不可欠になります。
 千曲川河川事務所としましては、土地所有者や関係者の方々から十分なご理解を頂いた上で大切な土地をご提供頂きたく、交渉委員の方々を主な窓口として、誠意をもって真摯に協議を進めて参りたいと思います。

 篠ノ井築堤は、既に下流部2,150mが完成し、現在、中流部1,400mの築堤工事を進めています。この「篠ノ井上流築堤」事業が完了すると、一連区間の弱小堤防が解消され治水安全度が大幅に向上します。

○篠ノ井築堤事業概要(用地関係)
 用地取得面積 約 11,000u(うち果樹園約7,500u)土地所有者数 約70名

 

 

 

 

 

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