千曲川で水質事故訓練を行いました

　暖房器具を使う冬期には、灯油などの油類が河川に流出する事故が多発します。こうした水質事故は、自然環境に悪影響を及ぼすことはもちろん、水道水源や農業用水を汚染し、人々の暮らしにも悪影響をもたらします。
　この度、千曲川河川事務所では、油流出による水質事故を想定して、迅速な対応を行うこと、また、影響物質の除去を行い被害を軽減させるための対応訓練を平成20年12月25日に実施しました。

訓練場所位置図	水質事故訓練状況（2008年12月25日）

　

　千曲川流域では平成19年度内に100件以上の油類の流出事故が発生しています。
　事故の原因の多くは家庭や工場での「うっかりミス」です。
　水質事故の原因者は事故処理に要する費用（オイルフェンス・オイル吸着マットの設置費、下水道管の洗浄費等）を負担することにもなります。
　皆様のちょっとした心掛けで水質事故は防ぐことが可能です。暮らしと環境をみんなで守りましょう。