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千曲川だより

 

 

 

管内各地区で「アレチウリ」の駆除を行いました

 

 外来植物アレチウリは、驚異的な繁殖力で管内各地の河川敷地に繁茂しており、冬になれば枯れる一年草ですが、ツルだけは枯れたままでも残るため、その下にある植物に日光が届かなくなるなど、在来種の成長を妨げるやっかいな害草として知られています。
アレチウリ駆除には実が落ちる前など、効果的な時期に実施することが必要ですが、人力に頼るところが多く、たいへんな重労働となります。また、安易に除草剤を用いることは、ほかの生物だけでなく、人体への影響も少なくないため、慎重な対応が必要とされています。
 こういった経緯から、管内のアレチウリ駆除は、河川愛護月間となる毎年7月頃に集中して取り組んでいます。

○ 7月11日(金)長野市「コムラサキの森」
 長野市安茂里地先の犀川左岸は、蝶の貴重種であるコムラサキの生息地となっていることから、平成5年から長野県水辺環境保全研究会と行政機関の連携で駆除活動を行っています。
 今年は、約70名が参加して行われ、アレチウリだけでなく、オオブタクサやセイタカアワダチソウなどの外来種の除去も併せて行われました。(千曲川河川事務所からは16名が参加しました)
 
   

 

 

 ○ 7月20日(日)須坂市相之島町
 須坂市相之島町の千曲川右岸においても、須坂市の呼びかけで駆除作業が実施されました。三連休の中日にも関わらず、約100名の地域住民などが集まり、(うち千曲川河川事務所1名)朝6時から駆除を行いました。
 既存の高木に絡まりカーテン状になったものや、他の植物に阻まれて、なかなかアレチウリの根本に近づけない状況の中でも、丁寧に抜根作業をされる方も見られました。
 
   

 

 

 ○ 7月24日(木)中野市岩井地先
 中野市岩井地先の千曲川右岸では、長野県北信地方事務所の呼びかけで「アレチウリ駆除研修会」として開催しました。
 約40名の参加者は、研修会のなかで、旺盛な繁殖力に対応するためには、地域住民の協力がなければ対応が困難である状況といった説明を受けたあと、現地に入り、アレチウリ独特の明るい緑色の葉を目安に除去作業に汗を流していました。(千曲川河川事務所からは6名が参加しています)
 

   

 このほか管内では、7月24日に高瀬川、26日に奈良井川、犀川などで、地元住民の皆さんや、団体の協力によるアレチウリ駆除作業が実施されました。
 今後も継続的かつ集中的な取り組みが重要といえます。

 

  千曲川におけるアレチウリの情報はこちら

 

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