千曲川の瀬直し遺構「小森の石土手」現地説明会が行われました
長野市篠ノ井の小森地先で発見された、「小森の石土手」の現地見学会が5月19日(土)に行われました。 見学会は、「千曲川に架かる石土手を後世に継ぐ会」会長:宮本和夫氏と千曲川河川事務所が共催(長野市:後援)で行ったものです。 当日の朝はあいにくの雨模様でしたが見学会を行う頃には絶好の天気となり、午前中の部には地元区長さんをはじめ120名が参加、滝澤公男先生の解説を熱心に聞き入っていました。 午後の部には80名が参加、一日で見学者は200名にのぼりました。参加者は一様に千曲川の治水に対する先人達の苦闘に思いをはせていました。 石土手は、洪水による被害防止のため、川の流れを変えるために築かれたものです。石土手は江戸時代の絵図に描かれており、「後世に継ぐ会」が平成15年から調査を始め、千曲川河川事務所では河川敷の掘削に協力、約150mの石土手を確認したものです。 |
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発掘された「小森の石土手」の航空写真 |
見学会参加者のみなさん |
発掘作業の状況 |
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石土手を見下ろす参加者 |
滝澤先生による説明 |
旧小森絵図 |