相之島団地前千曲川堤防の開削調査を行いました
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４月２４日〜２７日にかけ、小布施町大字大島字切次地先の千曲川右岸堤防の開削調査を行いました。 この調査は、百々川樋門改築工事に伴う堤防開削を行ったため、堤防の安全度向上のため、現在の堤防の土質分布や土質特性を調べることを目的としています。 千曲川の堤防は、長い治水の歴史を経てつくられてきており、堤防の材料や施工技術（土の締固方法等）は各時代により異なっていることから、その性状について十分把握できていません。 |
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| 今回、開削した堤防はボーリング調査に比べ、堤防全体の土質構成を確認することができ土質性状も十分把握することができます。 | |||
| 目視による結果では、土質材料が均一でなく、土質分類が多様、極めて複雑で不均一でした。大洪水を防ぐため、堤防を大きくした歴史が少なくとも３回見受けられ、洪水との闘いで先人の苦労が見られます。 | |||
| 当時は機械力もなく、近くの土砂を利用し、人力によって堤防が締め固められているため、強度が一様でないこともわかりました。
今後は各層毎の土質強度試験を行い、堤防の安全性評価の基礎資料とし堤防強化に役立てます。 |
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| 地質調査資料採取中 | |||