小学生の部

銀賞作品 「川」 中島 勇登 松本市立梓川小学校

 
 ぼくの家の近くには、とても大きくて、立派な梓川という川があります。その梓川は、ぼくがまだ小さくて、記憶にあるか無いかぐらいの時から、上流のところに魚つりに行ったり、大勢の友だちと水浴びをしたり、およぎに行ったりしました。その時に感じたことすべてが、今でも、とてもとても楽しく、わくわくしてくるような、良い思い出です。
 まだぼくが、小学校に上がる前のことです。
 家族で、川づりをやりに上流に行きました。ぼくは、川の流れを見ていました。川の水は、すき通っていて、中にいる魚が見えていて、その魚のウロコが、キラキラひかってきれいでした。
 他にも、河原で水きりをしたりしました。水きりの他にも大勢の友達と、川に飛びこんだり、みんなで、およいだりしました。水がつめたくて、とても気持よかったです。それと、きれいな水だなとも思いました。
 しかし、今はどうでしょう。梓川はまだ、きれいな川だと思います。でも、川の水のはじに、緑色のヘドロがたまりやすくなったり、川の水がにごったり、川の上の方から、ごみがながれてくる事があります。他の川では、きっと、もっときたないでしょう。子どもが遊んだり、泳いだりできる川はとても少ないと思います。
 将来、ぼくが遊んだ楽しかったり、わくわくした思い出をたくさんの子ども達にもわかってほしいと思います。いつまでも、楽しく遊ぶことができる、きれいな川であってほしいと、思っています。
 そのためには、一人一人が、ごみやカンをポイ捨てしないように心がけることが、とても重要だと思います。他には、節水をして、生活排水を、できる限り、少なくすることや、排水口には、油を捨てないようにしたり、洗ざいの使う量を、できる限り、少なくしたりすることがとても重要な事だと思います。
 これから、きれいな川を保つのには、一人一人が、小さな事を一つ一つやっていけば、少なくともいまきれいな川は、いつまでも、きれいで、子どもが楽しくあそぶことのできる川で、あり続けると思います。ぼくも、未来のため、きれいな川のために今まで以上に心がけていきたいと思います。
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