小学生の部

銀賞作品 「千くま川であそんだよ」 傘木 美帆 上田市立南小学校

 
 お母さんと、弟のこうすけと、ペットのコロで、千くま川へ行きました。はじめは、こうすけと石なげをしてあそんでいました。でもお母さんが、
「下の方にも行ってもいいよ。」
と言ったので、下の方にも行ってみました。
 よくみてみると、魚がいっぱいおよいでいました。ちがう所も見てみると、色のちがう魚がいっぱいいました。こうすけが、
「わー。 いっぱい魚がいるね。」
「そうだね。」
とわたしが言いました。もっとほかの所にもいってみると、とつぜんこうすけが、
「あ、この魚、死んでる。」
と言いました。わたしはむちゅうになって、魚をつかまえていたので、気がつきませんでした。
「え、どこどこ。」
わたしが言いました。それは少しほかのとちがう魚でした。
「お母さーん。」
とお母さんをよびました。
「え、なになに。」
「ここに魚が死んでるの。」
「あ、本当だ。」
お母さんが言いました。
「おはか作ってあげるか。」
こうすけがいいました。
「うん。そうだね。」
それで、わたしとこうすけでおはかを作ってあげました。おはかの上に一本ぼうを立ててあげました。わたしはほかの魚たちに、
「お前たちは強くそだつんだぞ。」
と思いました。わたしはこの千くま川を見て、千くま川はきれいだなぁと、思います。
 今でも見てみると魚がいます。
 これからも千くま川にいって、魚のようすを見てみたいと思います。
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