小学生の部

銀賞作品 「川とわたし達」依田 望 望月町立協和小学校五年

ぼくは、五年生になってそう合のふるさとの授業で、田んぼでお米を作っています。
 田んぼで、一番大変だと思うのは、水の管理だと思います。ぼく達は、田植えをしたあとから当番で毎日水の管理をしています。夏休み中もやりました。
 ぼく達の田んぼの水は、川から流れて来ます。その川は八丁地川です。八丁地川は、下流へ行くと鹿曲川と合流します。
 もし、この川が流れていなかったら、田んぼに水を入れる事が出来ません。水がなければ田んぼは出来ません。日本のお米の生産量を調べたら、一位が北海道で76万トン、二位が新がたで61万トン、三位が秋田で54万トン、四位が山形で43万トンでした。一位の北海道には石狩平野があり、石狩川があります。二位の新がたには、えち後平野があり、信濃川と阿賀野川があります。三位の秋田には秋田平野があり、お物川があります。四位の山形には庄内平野があり、最上川がありました。川が海につながっている所は、平野になっており、お米作りがさかんです。
 望月には平野はないけれども、八丁地川や、鹿曲川があるからお米作りが出来るのだと思います。
 その他にも川は、飲み水になったり、発電などにも使われます。川に住む魚は、食べる事ができます。夏になると、近くに住む子ども達が、水遊びをしにやってきます。
 でも、川がよごれていたら、子ども達も遊ばないし、魚もいなくなってしまいます。だから、そうならないためにポスターなどで、よびかけています。
 もし、川がなくなってしまったら、魚がいなくなって、水ぶそくになってしまい、何人もの人が死んでいきます。ぼくは、川がなくなってしまった事を考えるだけでも、こわくなって、体がぞくぞくしてきます。
 川がよごれないためには、川の流れを止めない事が大切だと思います。
 大きな川では、川底におおきめの石をひき、水流に変化をつけることで自然の浄化作用を促進したりしますが、ぼくたちのできることは、川の草かりや、川の中のゴミをひろうことです。
 また、川には生活はい水も流されているので、洗ざいなどをなるべくつかわないようにして、きたない水を川に流さないようにすることも、大切だと思います。
 魚がたくさん住める、きれいな川の水で育ったお米は、きたない川の水で作ったお米よりも、おいしいと思います。
 ぼく達の田んぼは、今、小さいけどほが出ています。もう、水はあんまり使わないけど、これからも大切に育てていって、おいしいお米を作りたいです。
 いつまでも、おいしいお米が食べられるように、川もきれいにしていきたいです。
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