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 千曲川河川事務所では、現場で活躍する技術者へのインタビューを通じ、インフラ整備への理解や関心向上のため、工事受注者と協働した広報活動に取り組みます。
 管内の各現場の技術者へ、仕事についたきっかけ、仕事のやりがい、現在担当している現場の特徴などをインタビューし発信していきます。
 第10回は、「小立野築堤他工事」の倉科さんです。


小立野築堤他工事

  株式会社 峯村組 現場代理人 倉科さん 
 休       暇  第2・第4土曜日、日曜日・祝日
 就 業  時 間  8:00 ~ 17:00 (基本)


 1.この仕事についたきっかけ


 父が測量や設計の仕事をしていたこともあり、小学校高学年頃から興味を持ち始め、高校・大学時代は土木を学べる場所を選び勉強しました。 卒業後に地元で就職をすることになり、今の仕事を選びました。

 2.本工事現場の特徴・工夫点

 本工事は、河川土工として盛土工【路体(築堤)盛土】を行う工事です。 今回は施工を行うにあたり、ICT活用技術を活用することにしました。まず大型ダンプで運んだ盛土材料をマシンコントロールシステムブルドーザーにて敷均しを行います。1層を30cm厚の巻きだしで自動制御されるように設定しているため、重機資格があり運転できれば誰でも同じように敷き均すことができます。 
 敷均し

敷均し後は転圧システムを使用しました。
  転圧 
試験盛土結果より10tタイヤローラーにて6回転圧の管理でしたので、機械に6回転圧出来たら色が青くなるように表示されるよう設定することで、踏み残しの無い施工が可能となります。

 法面整形仕上げにマシンコントロールシステムバックホウを使用しました。機械に設計断面データをインプットすることで、丁張を設置しなくても法面を仕上げることができます。
  法面整形

 3.思い出の現場・仕事


 砂防堰堤の現場です。土石流が起こりうる危険な場所でしたが、安全第一で完了させることができ達成感がありました。     舗装工事の現場です。若手優良表彰も頂きました。今までの現場で一番仕上がりが良く完成できた現場です。 

 4.建設技術者を目指す学生に一言


 土木工事の仕事は、技術や機械の進歩がめざましく進んで来ています。 先輩方の技術や経験・知識はすばらしいですが、これから時代の中心となっていくのは、技術や機械の進歩に興味を持っている若手技術者の存在でしょう、各建設業者はそんな人材を求める時代だと思います。


 

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