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 千曲川河川事務所では、現場で活躍する技術者へのインタビューを通じ、インフラ整備への理解や関心向上のため、工事受注者と協働した広報活動に取り組みます。
 管内の各現場の技術者へ、仕事についたきっかけ、仕事のやりがい、現在担当している現場の特徴などをインタビューし発信していきます。

 第23回は、「管内地質調査業務」の高田さんです。


【 地質調査業務 】

  サンコーコンサルタント 株式会社 主任技術者 高田 さん
 休       暇  土曜日、日曜・祝日 
 就 業  時 間  9:00~17:20 (水曜はノー残業デー)
 休日の過ごし方  インターネットで目的の商品を1円でも安く買う


 1.どんな仕事ですか?

 千曲川河川事務所管内で進められている河川改修事業(河道掘削・堤防整備)や河川維持修繕関係事業(河川管理施設等の点検・維持管理)においては、地盤に関わる情報が不可欠で、平成27年度管内地質調査業務では、千曲川・犀川流域において地質調査等(ボーリング調査やサウンディング・室内土質試験)を行い、必要な資料等を作成しています。



 2.どんな時に仕事のやりがいを感じますか?


 仕事をこなす中で、一つでも自身の知識やスキルが向上したと感じられる瞬間です。
昔に遡りますが、小中学校の通学路が小河川の堤防上で、放課後は河原で見たことのない石を探す毎日でした。新しい石を発見したときのうれしさは、今でも忘れることはありません。

 3.一番大変と感じるとき


 地質調査の仕事は、寒風吹きすさぶ吹雪の中から灼熱の太陽が照りつける炎天下まで現場作業があり大変なことが多いですが、その中でも災害対応の現場では、また格段の大変さがあります。
これまで私が経験してきた中では、災害発生直後の夜に現地入りしてから、昼夜問わず早期に復旧するための対応に明け暮れましたことがありました。
 困難を極めましたが、当初の見込みより早く復旧作業が完了したときには、地元住民の方々から労いの言葉をいただき、苦労が報われた思いを味わうことができました。

 4.アピールポイントを教えて下さい

 
 当社は、創業以来半世紀以上にわたり全国に営業拠点をもつ建設コンサルタントとして、道路・河川・上下水道・まちづくり・環境整備など多方面で、主に社会資本整備に関する調査~計画~設計~施工管理を行っています。
 社内では、専門外の知識が必要となり「困ったな」と思っても、各分野のプロフェッショナルが社内にいることが多く、ちょっと話を聞きに行くと、たくさんの余計なことまで教えてもらうことができます。


 5.建設業を目指す方に一言


 近年我が国では、地球温暖化によるものと思われる洪水など災害の急増、道路のトンネルや橋梁に代表されるインフラの老朽化、少子化や高齢化社会の到来による国土保全の遅延などさまざまな課題に直面しています。
国民生活の安全・安心の一助を担っている建設業は、地面の下の見えない部分など街ゆく人に知られることのないところも多いですが、みなさんの日々の生活に役立っています。
 自分の携わった施設を見て「ニコッ」とする思いをしてみませんか。


 

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