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 千曲川河川事務所では、現場で活躍する技術者へのインタビューを通じ、インフラ整備への理解や関心向上のため、工事受注者と協働した広報活動に取り組みます。
 管内の各現場の技術者へ、仕事についたきっかけ、仕事のやりがい、現在担当している現場の特徴などをインタビューし発信していきます。

 第22回は、「荻原築堤護岸その3工事」の岩淵さんです。


【 荻原築堤護岸その3工事 】

  山﨑建設(株) 現場代理人 岩淵さん 
 休       暇  第2・4土曜、日曜(休日勤務あり)
 就 業  時 間  8:00 ~ 17:00
 休日の過ごし方  公園で子供と遊ぶ


 1.この仕事についたきっかけ

 インフラ整備に興味があり大学では土木を専攻しました。大学生の頃は、公務員や設計業務に興味がありましたが、大学3年の時期に1カ月地元の建設業で研修を行った際、日に日に構造物が出来上がる様が面白く、魅力を感じたため今の仕事に就きました。

 2.仕事のやりがいを感じるとき


 道路工事・河川工事・下水道工事・災害復旧など様々な工種・工法、条件の違う様々な現場を経験することができます。新しい工法について学んだり、現場条件に対応するため試行錯誤をしたりと苦労することも多いですが、様々な職人さんと力を合わせ一つの工事を完成させた時の充実感は大きいと思います。
 また、工事完成時、地域住民の方々の喜びの声を聞くと社会貢献のできるやりがいのある仕事だと感じることができます。


 3.一番大変と感じるとき


 雨・風・雪など自然が相手の仕事です。現場の状況に応じてそれらに対応しなければいけません。大雪、大雨などがあると休日や深夜でも心配になります。 みんなで協力し安全に工事が進めるように対応しています。

 4.本工事現場の特徴・安全上の工夫など

 
 本工事は、現況堤防高が計画高水位以下となっており、計画高水位に対応できる護岸改修が目的です。
 当現場は、奈良井川・梓川・高瀬川と大小様々な河川及び沢が合流しているため、一度降雨となれば上流の支流・ダムより雨水が短時間に集中・増水します。
 そのため、異常気象時(特に降雨時及び積雪時)の安全対策として・雨量・上流河川の水位・ダムの放水量を情報収集の日々行い急激な増水に備えています。
 また、写真のような避難設備を設置し作業員が迅速な避難が出来るように準備しています。

                 
 
 当現場は、下請負会社に女性作業員がいたため、女性用トイレを設置しました。男性用、女性用とに分けることで安心して使用してもらいました。女性用トイレは温便座機能付きバイオトイレで、温かく、臭いも少ないので大変喜ばれました。
   
    


 5.建設技術者を目指す学生に一言


 この仕事は苦労することも多々ありますが、生活基盤を支えるやりがいのある仕事だと思います。
 元気があり、柔軟な若い力が建設業には必要です。


 

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