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 千曲川河川事務所では、現場で活躍する技術者へのインタビューを通じ、インフラ整備への理解や関心向上のため、工事受注者と協働した広報活動に取り組みます。
 管内の各現場の技術者へ、仕事についたきっかけ、仕事のやりがい、現在担当している現場の特徴などをインタビューし発信していきます。

 第13回は、「大俣築堤工事」の酒井さんです。


【 大俣築堤工事 】

  川中島建設工業株式会社 現場代理人 酒井 さん 
 休       暇  第2・4土曜、日曜・祝日 ※休日勤務あり
 就 業  時 間  8:20 ~ 17:00
 休日の過ごし方  スポーツ全般


 1.この仕事についたきっかけ

 少年時代から「ものをつくる」ということが好きで、形として残るものづくりによって他人様の役に立ちたいという思いがきっかけで建設業という職業を選択し、公共工事を生業とする地元企業ということで現在の会社に入社しました。

 2.仕事のやりがいを感じるとき


 これまで河川工事の他にも、多くの人々のライフラインに即直結する上下水道工事や道路工事など様々な工事に携わってきました。
 建設業に直接係わることのない第三者から見れば「工事現場」という一括りで済んでしまうのですが、実際には複雑な条件のもと工事を進めていくために関係機関や住民の方からの協力を得ることが必須であり、現場代理人は施工会社の代表的立場として工事全体をコントロールする管理者の役割を担うかたわらで、多方面にわたってコミュニケーションや交渉事を行います。
 一筋縄では行かず苦労することも決して少なくありませんが、難題を乗り越えて工事を無事完成できたとき、そしてその仕事を評価して頂いたときの充実感はとても大きく、次の仕事へのモチベーションアップへとつながります。 


 3.一番大変と感じるとき


 土木工事の特徴の一つとして、自然条件による影響が極めて顕著であることが挙げられます。
 一度の台風や局地的豪雨、大雪などにより多大な損害を受けることもあります。特に、現在担当している築堤工事を主体とする河川工事においては、河川増水等への対応も考慮しなくてはなりません。
 当然のことながら自然の驚異は昼夜・休日等お構いなしでやってきますので、工事期間中はそれらを予測して事前・事後の対応ができるように常に意識する必要があり、休日であっても気が休まらないことが多々あります。


 4.本工事現場の特徴・安全上の工夫など

 
 本工事は、長野県中野市大俣地先において、当該地域の堤防を完成形とすることを目的とした事業の一環であり、堤防を拡幅する作業を行っています。
 堤防拡幅に伴い小規模ながら既存河川の流路変更を行うこと、工事施工により通行できなくなる市道の代わりとして仮設道路を構築するという点において、通常の築堤盛土工事と比べると大きな特徴となっています。

                                                 
   
 仮設道路築造
       
   
 函渠工 ボックスカルバート布設
      
   
 水路工  盛土工
    


 5.建設技術者を目指す学生に一言


 建設業と一口に言ってもその内容はとても幅広く、私達が携わっている土木工事の施工管理という点に絞ってもその業務内容は多岐にわたります。苦労が多いことは事実ですが、その分得られる経験・知識や培われるものも多いと思います。
 そして何より、形として残る大規模なものづくりに携われることが大きな特徴であると思います。
そんなものづくりをしたいという人、形に残る仕事をしたいという人は、是非一緒に仕事をしませんか。



 

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