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 千曲川河川事務所では、現場で活躍する技術者へのインタビューを通じ、インフラ整備への理解や関心向上のため、工事受注者と協働した広報活動に取り組みます。
 管内の各現場の技術者へ、仕事についたきっかけ、仕事のやりがい、現在担当している現場の特徴などをインタビューし発信していきます。

 第3回は、① 大町ダム等再編事業ダム運用検討業務」 ② 信濃川水系上流部基本技術検討業務の阿左美さんです。


【 大町ダム等再編事業ダム運用検討業務
信濃川水系上流部基本技術検討業務 】

  株式会社建設技術研究所 管理技術者 阿左美  さん
 休       暇  土曜、日曜・祝日 ※忙しいときは休めません
 就 業  時 間  9:00 ~ 17:00 (+時間外労働…忙しいときは深夜まで)
 休日の過ごし方  知らない街を漫ろ歩き、美しい魚介類を食べる、野球観戦(特に高校・大学野球)、買い物


 1.どんな仕事ですか?

 ①の業務:高瀬川には3つのダムがあります。発電専用の高瀬ダム、七倉ダムの一部の容量を洪水調節容量として活用して、洪水調節容量をもつ大町ダムと一体的に管理運用を行うことで、より洪水調節能力を高めることができます。その高瀬3ダムの効果的・効率的な連携運用方法を検討しています。
 ②の業務:千曲川・犀川の国管理区間を対象に、洪水時の流水・土砂の移動特性や氾濫特性等を分析して、洪水に対して安全な河道を効率的に整備するための河道計画を検討しています。
千曲川河川事務所以外の業務では、北陸地方の一級河川を中心に、河道や洪水調節施設の整備と維持管理、それに伴う水理・水文解析など治水計画全般の業務に携わっています。

 2.どんな時に仕事のやりがいを感じますか?


 本当?と思うかもしれませんが、常にやりがいを感じています。まず最初に仕事の依頼を受けたときにやりがいを感じます。それから業務を進めていく中で何度も壁にぶつかりますので、それを技術的に解決し乗り越えたときも感じます。
 今年鬼怒川で破堤して大災害になりましたが、治水計画をやっていると河川の危険な箇所が分かるようになりますので、自分が検討した対策で実際に被害を防げたときは社会貢献を実感できます。


 3.一番大変と感じるとき


 複数の業務を大勢の担当者と同時並行で進めていますので、難しい問題が重なったときに、期限を守りながらすべての業務に対応していくときが一番大変です。限られた労力と時間の中で、技術力と組織力をフル活用して乗り切ります。

 4.アピールポイントを教えて下さい

 
 私の会社は、日本で最初の建設コンサルタントで社員数は約1400人です。キャッチコピーは『世界に誇れる技術と英知で、安全で潤いのある豊かな社会づくりに挑戦する』です。会社の規模も大きく目標も高いですが、技術者の集まりですので個人を尊重してくれますし、スケールメリットを活かして組織力で仕事に取り組んでいます。
建設コンサルタント部門では日本一の会社です!


 5.建設業を目指す方に一言


 ここでは建設コンサルタントを中心に書きたいと思います。この職業はほとんど広報されていませんので、社会一般ではあまり知られていませんが、実は、世の中に存在する河川、道路、橋梁、上下水道、街などの社会基盤の大部分は、建設コンサルタントが安全性や快適性を考えて計画、設計したものです。つまり、自分の力で、社会の未来を創ることができるのです。一度、建設コンサルタントという職業をのぞいてみてくさい。きっと魅力を感じるはずですよ。



 

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