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 千曲川河川事務所では、現場で活躍する技術者へのインタビューを通じ、インフラ整備への理解や関心向上のため、工事受注者と協働した広報活動に取り組みます。
 管内の各現場の技術者へ、仕事についたきっかけ、仕事のやりがい、現在担当している現場の特徴などをインタビューし発信していきます。

 第2回は、「岩井築堤他工事」の佐藤さんです。


【 岩井築堤他工事 】

  藤森建設工業株式会社 現場代理人 佐藤  さん
 休       暇  第2・4土曜、日曜・祝日
 就 業  時 間  8:00 ~ 17:15
 休日の過ごし方  子供と遊ぶ、キャンプ


 1.この仕事についたきっかけ

 小さな頃から左官を営む父の手伝いをし、自分も将来、形を残す物作りを行う建設業に携わりたいと考え、今の会社に入社しました。

 2.仕事のやりがいを感じるとき


 土木工事には様々な現場がありますが、全く同じ条件の現場は無く、自分自身の考えで納得のいく物を作り上げた時の達成感は何物にも変え難いと感じます。


 3.一番大変と感じるとき


 台風、大雪等の自然災害に対策を講じる事は困難であり、現場に災害を及ぼす事もある為、現場災害発生による工程の遅延の改善、現場状況の修復作業を行う時が大変です。


 4.本工事現場の特徴・安全上の工夫など


 本工事は、中野市岩井地先において施工延長1kmにわたる堤防盛土を行う工事です。盛土に際しては、情報化施工としマシンコントロール:ブルドーザによる盛土材の敷き均し、マシンガイダンスでは締固め管理システム及びバックホウによる法面整形を実施しました。
 従来の施工管理方法にて1kmの盛土工事を行う為には、多くの丁張設置、密度測定等が必要でしたが、情報化施工の導入により、測量・丁張設置作業の大幅な削減、規定回数によるムラの無い転圧作業が可能となり、更なる品質向上が図れました。 また、大型重機の走行作業が生じる当現場においては、建設機械の近くで行う丁張設置作業削減により安全性の向上が図れました。

<マシンコントロール>
ブルドーザによる盛土材敷均し → 自動で排土板が動き、均一な材料敷き均しが可能
<マシンガイダンス>
転圧管理システム → モニターによる転圧回数管理により未転圧,過転圧を防ぎムラの無い品質確保が可能
バックホウによる法面整形 → 車載モニターにより設計形状とバケット位置の差異が表示される為、施工箇所への丁張設置が不要


 ブルドーザー敷き均し状況  転圧状況
   
 法面整形状況  盛土施工完了
   


 5.建設技術者を目指す学生に一言


 物作りが好きな方には、向いている職業だと思います。構造物が段々と形になっていくのは、たまらない瞬間だと思います。
 現場に携わる皆が一丸となり、力を合わせ、一つの構造物を完成させる仲間にあなたも加わってみませんか。



 

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