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はん濫シミュレーションの方法

 もし、現在の河道で流すことのできる以上の洪水が発生すれば、堤防から洪水があふれどこでも破堤する危険性があります。
 そこで、100年に1回の確率で起きる大雨(河川改修の計画洪水規模)が降ったと仮定し、その時のはん濫被害状況を予測しました。
 はん濫シミュレーションとは、流域データをメッシュ(格子)に沿って数値化し、コンピュータを用いて大雨で堤防が破堤した場合のはん濫流( 注1 )の広がりを再現したものです。
 今回のシミュレーションでは、一つのメッシュの大きさは約250m四方(千曲川82.5kより上流部は50m四方)になっています。

 

図

 

  • はん濫原( 注2 )をメッシュで分割して、地盤高や盛土構造物などをモデル化し、シミュレーションを行っています。  このため、以下の事象により誤差があります。   
    1. 盛土構造物は、メッシュ境界にそって配置している場合、正確な形状にはなっていません。
    2. ひとつのメッシュ内は地盤を平均化して一様な地盤高とみなすため、地形の小さな起伏を表わせません。
    3. 支川の氾濫を考慮していません。
    4. 流域のデータの格子が約250m(千曲川82.5kより上流部は50m)ですから、地形の小さな起伏を表現できません。

  • 今回のはん濫シミュレーションでは、精度面で若干の誤差はあるものの、洪水はん濫の状況は概ね再現していると考えています。


                      (注1) 河川の洪水が洪水時に河道からはん濫する水流をいう。
                     (注2) 河川の洪水が洪水時に河道からはん濫する範囲にある平野部分をいう。


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