第1章 あの日の叫びを忘れない 目次に戻る
  −当時の中学生の詩から−
 

 

【写真】地震により陥没した地面

 

地震の詩
 
曽野木中学校 二年
鈴木 善夫
 

ゆれる、ゆれる
大地がゆれる
家も木も電柱もみんな
人々はきゃーきゃーとさけぶ
黒水がふきでた。
ぼくはよろめく
青い空には
黒いけむりがくっきりとうき出ている
一しゅんあたりのようすは変わった。
家はかたむいたり
つぶれたり
いたるところにきれつがおこった。
堀はうずまり
道には水がたまった。
田んぼはでこぼこになったり
地割れがしたり
水につかったりした。

もうあれから三ケ月余り
復興が進められた。
家はもとになおりかけ
道はなおされ、
堀もなおった。
そしていまここに、
みのりの秋をむかえる。



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