水質汚濁対策連絡協議会

5.水質事故発生状況

「水質事故」とは、何らかの人為的ミスによる異常水質の発生をいいます。交通事故等による油や 化学物質の流出、廃棄物の不法投棄などにより河川が汚濁することで、周辺の自然環境が悪化 したり、水道用水の取水停止など私たちの暮らしや産業に掛かるライフラインにも影響を与えます。 このような水質事故を起こさないためにも、普段の生活の中で「川を汚さない」といった心掛けをお願いします。(河川敷にゴミを捨てない、台所で油を直接捨てない、灯油の取扱いに注意する、等)
なお、阿賀野川水系の各河川で起こる水質事故の発生状況は、年々増加傾向にあります。その殆どが油の流出によるもので、事故原因についても家庭での灯油の取扱い不注意や機器の損傷によるも のが多く、水質汚濁を防止するためには、油に係る機器の取扱いに対する注意喚起を幅広く行っていく必要性があります。

水質事故による河川の汚濁

阿賀野川水系で発生した水質事故件数

平成20年 平成21年 平成22年 平成23年 平成24年
新潟県 19 30 40 36 24
福島県 28 26 33 18 48
47 56 73 54 72
平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年
新潟県 21 31 21 16 25
福島県 32 29 28 28 37
53 60 49 44 62

※「水質事故件数」:阿賀野川水濁協の各構成団体から報告された水質事故を集計した件数

水質事故発生件数

水質事故発生件数

平成29年の水質事故発生原因

H26水質事故発生原因

平成29年の水質事故における流出物質

H26流出物質

過去の事故発生原因

過去の事故発生原因

過去の流出物質

過去の流出物質