阿賀野川の自然

阿賀野川流域の天然記念物等

阿賀野川流域の天然記念物マップ
高森のケヤキ(豊栄市)

けやきは豊栄市の木で、市内のあちこちで見る事ができますが、高森稲荷神社のけやきは県の天然記念物(県指定)、推定樹齢は1200年で、根回りは12メートルもあります。

高森のケヤキ
出典:「TOYOSAKA探検隊」パンフレット
福島潟オオヒシクイ・オニバス(豊栄市)

夏に咲く紫紅色のオニバスの可憐な花。葉の大きさは直径1.5m〜2mにもなります。開花期間は7月末〜9月末頃までです。福島潟はオニバス生育地の北限といわれています。

オニバス
出典:「TOYOSAKA 探検隊」

国の天然記念物オオヒシクイをはじめ220種の野鳥が確認されています。オオヒシクイの飛来数は日本一です。

オオヒシクイ
出典:「水の駅 ビュー福島潟」パンフレット
チューリップ畑(横越町)

春になると、阿賀野川の河川敷一帯がまるでパレットのように、赤・黄・ピンクなど様々な色に彩られます。

チューリップ畑
出典:「季めぐり、彩づく里 よこごし」
ハサギ並木(新津市)

かって数多くあったはさ木も今ではほとんど姿を消しています。田園風景の大切な風物詩を残すために満願寺の地に約1kmに渡って1200本のはさ木が植えられています。(市指定文化財)

ハサキ並木
出典:「花とみどりと石油の里 新津」
八房の梅(京ヶ瀬村)

越後七不思議のひとつです。美しい薄紅の八重咲きで、花ひとつに八つの実を結びます。

八房の梅
出典:「花とコシヒカリの里」パンフレット
珠数掛桜(京ヶ瀬村)

数珠のようにつながって開花する、世界でも珍しい桜です。越後七不思議として知られています。

珠数掛桜
出典:「花とコシヒカリの里」パンフレット
瓢湖 ハクチョウ(水原町)

ハクチョウがシベリアから瓢湖に渡ってくるのは、季節風が吹く10月頃です。その翼の白さと優雅な容姿は、まるで冬の訪れを告げにくる、白い妖精のようです。ハクチョウは朝に瓢湖を飛び立ち、昼間は周辺の田んぼで餌をとったり休息したりして、夕方に戻ってきてねぐらをさだめます。

瓢湖のハクチョウ
出典:「水原郷国」パンフレット
大蔵山ブナ林(五泉市)

大蔵山のブナの原生林は四季折々の表情を見せてくれます。

大蔵山ブナ林
出典:「五泉市市勢要覧」
小山田彼岸桜樹林(五泉市)

4月上旬から下旬、白や薄桃色の花が咲き競います。小山田の蟹沢(かにざわ)山の桜樹林は国指定の天然記念物です。江戸時代の詩人、頼三樹三郎をして「吉野にも劣らじ」と言わしめたこの小山田をはじめ、五泉には桜の名所が多くあります。

小山田彼岸桜樹林
出典:「五泉市市勢要覧」
慈光寺のスギ並木(村松町)

慈光寺は、楠木正成の直孫、傑堂能勝禅師により応永10年(1403年)頃、中興開山された越後往古四カ道場のひとつです。地元ではお滝谷さんと親しまれ、毎年多くの参詣者が訪れています。参道のスギ並木は樹齢300〜500年を越すといわれています。幹周り6〜7メートルの大杉137本が500メートルにわたって参道を覆い慈光寺の長い歴史を感じさせます。昭和50年に天然記念物として県の指定を受けています。

慈光寺のスギ並木
出典:「村松町の文化財」パンフレット
将軍杉(三川村)

幹の周り約19.31m,高さ38mという大きさは、スギの巨木では日本一とも。推定樹齢1400年。村人が親しみを込めて「将軍さま」と呼ぶ由来は、平安時代の将軍平維茂の墓碑として植えられたという逸話から。国指定天然記念物です。

将軍杉
出典:「三川 時の旅、心の旅」パンフレット
たきがしら湿原(上川村)

上川の雄大な自然が織りなす別世界がここにあります。四季折々の美しき花々が訪れる人々の心にやすらぎを与えてくれます。

たきがしら湿原
出典:「奥阿賀温泉郷」パンフレット